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  • from: 一久さん

    2009年03月25日 06時55分16秒

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    増税万歳!

    戦国大名と守護地頭

    【負担は増したのに、忠誠も増した】

     戦国大名が登場するまで、農民と、守護地頭といった支配者
     との関係は、極めて悪かった。

     農民は支配者が弱ってくれば露骨な反抗をし、武力蜂起も日
     常的に行われていた。

     支配者側もまた、領民から搾り取ることだけを考えていた。

     中国や朝鮮のことを思えばよい。戦国大名の登場以前の日本
     も、これらの国と大差なかったのである。

    【国民国家の誕生】

     北条早雲が採った領民撫育策以降、この状況は変わり、日本
     は中華圏の枠組みを離脱し始める。

     支配者は領民の為に土木事業を行い、領民は支配者の富強の
     為に労働力を提供し、両者が協力して「自国」の安泰と繁栄
     を目指した。

     ここに、国民国家が誕生したのである。明治以降に日本が国
     民国家を形成した下地は、すでにここに見出せる。


    【増税をしてなお喜ばれる政治を】

     名君とされる戦国大名の下でも、農民の負担はむしろ増えて
     いた。にも関わらず、農民は自発的にその負担に応えたので
     あった。

     領主も農民も、ともに国を作っていく同志だという自覚が出
     来たからである。

     現代の地方政治はどうであろうか。

     むしろ、中国のようではあるまいか。

     領民はいかにして税金を持っていかれないかということに腐
     心し、地方政治家や役人は、中央から金を持ってくることだ
     けに熱心だ。

     領民から分捕ることができないので、国の金を奪ってくるし
     かないのである。

     これでは、地方が活性化することなど、有りえぬ。

     そうではなくて、領民が増税を甘受できる政策をこそ行わね
     ばならない。

     そんな方策があるものか、と言われるであろう。そう、自分
     の頭で考えていては、決してそのような策は思い浮かばない。

     領民自身に聞けばいいのだ。

     貴方は、どんな事業を地方自治体にしてほしくて、その為に
     はどれだけの金額を支払えますか、と。

     それをインターネットや広報誌で公表し、賛同する人々から
     の、自発的献金をもとめればよい。

     「橋が必要だから、金を出し合って橋を作る」というのは、
     税金の原始形態のひとつである。

     ハンニバルがローマに迫っとき、ローマ市民は私材を投げ
     打って戦費を調達した。

     地方の存亡が問われる現在、私財を投げ打つ覚悟こそが必要
     である。

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