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  • from: 一久さん

    2009年05月29日 12時39分00秒

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    世襲問題


    【どこに問題があるのか】

     世襲が少なくない理由は、「オサマリがいい」からだそうだ。

     しかし、では、オサマリがいいとはどういうことだろうか?
     逆に、オサマリが悪いとはどういうことか?

     もしも、集票力・人望・力量すべてにおいて飛びぬけた候補者が
     存在するのであれば、オサマリがどうのという問題にはなるまい。

     また、そのような候補が複数存在したとしても、両者共に優れた
     見識の持ち主であれば、むしろ譲り合いを基調とした話し合いで
     最終候補を決めるであろう。この場合も、オサマリは初めから問
     題にならない。


    【オサマリが悪い場合とは?】

     ということは、オサマリが悪いとは、問題のある候補者しかいな
     い状況においてのみ、起こりえるものだということになる。

     すなわち、集票力はあるが性格的に難のある人物とか、人格は良
     いが、金も手下もほとんど持たない人間とか、そういう、問題の
     ある人間しかいないということである。

    (政策的力量は、まあ、無くても問題ない。政党政治だから。
     どうせ、一年生議員にできることなどほとんどない)


    【世襲の効用】

     前議員の子供だからといって、性格的に難のある人物が候補に選
     ばれることはまずないであろう。

     ぼんくら殿様はアリだが、凶悪暴君はナイ。それでは、「オサマリ」
     がつかないからだ。

     言い換えれば、世襲議員とは、人格的にマアマアの人物を候補者
     とすることによって、「根性ワルの実力者」を押さえ込む手法で
     あるとも言える。

     「前議員の身内」という天与の集票力によって、凡人若殿様でも、
     悪番頭を凌駕できるのだ。


    【世襲が禁止されたら】

     ということは、世襲が禁止された場合、「選挙には強いが嫌なヤツ」
     が晴れて候補者に選ばれる場合が多くなるということである。

     むろん、根本的に党内での候補者選定方法が改革されれば話は別
     であるが。

     その改革の目標もまた、「根性悪の実力者」自身が、「これで選ば
     れたヤツならば、ワシも協力してやらねばならんな」と思えるよう
     な選定方法であらねばならないということである。

     それはつまり、もし選定結果を無視して、立候補しようとしても、
     党内の誰もついては来ない、と思われるほどの信頼を得ることの
     できる選定方法でなければならないということである。

     結局は、政党内民主主義の出来いかんなのだ。

     

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