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  • from: 一久さん

    2009年09月13日 18時29分55秒

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    ニート・引きこもりは、現代の孤高の職人候補

    【ニート・引きこもり対策】

     ニート、引きこもり、というと大げさに問題にされているようであるが、江戸時代の職人、いや、つい最近までの職人というものは、その少なからぬ人々が実は引きこもりだったのではないだろうか。

     彼らと現代のニートとの差は、仕事で世間と繋がっているかいないか、でしかない。実際、ネット取引で億万長者になってTVの取材を受けた人が「要するに引きこもりなんですよ」と自分で言っているのを見たことがある。「引きこもり、儲けがあれば、長者かな」

     要は、自室に引きこもっていても出来る仕事を作ればいい。それは実は、引きこもりの人だけではなく、すべての人にとっての一種の理想形だともいえる。いわゆる、「在宅勤務」というものだ。収入が無い、もしくは低いからニートだ、引きこもりだ、と言われるのであって、収入が多ければ、なんの問題もない。また、可処分所得が増えれば、自然に引きこもらなくもなるだろう。

     内職や分業制家内工業というものを見直して、現代社会に適応するものへ進化させれば、引きこもりは、貴重な労働資源となる。

     たとえば、日本の先端技術は、町工場のベテラン職人の腕と勘に頼っているというが、それを彼らに受け継がせることも可能なはずだ。工作機械さえあれば、別に工場に出勤する必要もないのだから。実際に課題を与え、あとは自分で工夫して作ってみろ、といえばいい。才能のある者はそこでなんとかするだろうし、無い者は別の分野でチャレンジすればいい。

     引きこもる人間は、仕事それ自体ではなく、対人関係に疲れたのであるから、純粋に仕事だけを与え、そこで成果を出すことに没頭させればいい。これすなわち、孤高の職人とまったく同じスタイルとなる。

     普通、現代社会では、仕事の課題をこなす為には、上司や先輩に教えを請い、会社の施設や組織を使わなければならない。そこに人間同士の軋轢が生まれ、場合によっては人間関係が仕事を阻害していることさえある。いや、そのほうが多いというべきか。人間関係に全く問題がないならば、もっとスムーズに仕事が進むはずだ、と思えることは少なくない。

     だが、科学技術の進歩は、仕事を個人の力量でなんとかできる方向へ促している。協力しあうことが必要な物でも、ネットを通じて分割し、共同できる方向へである。昔の職人達の場合もまた、仕事を分割し、取りまとめる人間の存在によって、彼らの生活は成立していた。現代においても、パターンは同じことなのだ。

     そしてこのようなシステムが登場することは、職人と引きこもり以外の人々にとっても、有益なことなのである。そこには、対人関係からくる弊害をいかにして除き、仕事の効率を高めるか、つまり、合目的的な経済活動へのヒントが含まれているからである。

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