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  • from: 一久さん

    2010年05月23日 20時31分13秒

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    英才教育について


    飛び級


    英才教育とかいうものが時々世間の話題になるが、少々、制度にこだわりすぎのよ
    うに思えてならない。

    飛び級などをしなければ個々の才能を伸ばすことができない、という思い込みが強
    すぎるように思えるのだ。それはつまり、学校という枠組みの中でしか学ぶことは
    出来ないのだ、という思い込みの裏返しでもある。

    学校以外の場所において個々の才能に応じた教育が可能であるならば、飛び級を初
    めとする制度上の変革は必要ないはずなのである。

    つまり、学校においては普通の小学生として学校生活を送り、帰宅後は高等数学の
    論文に取り組むという小学生がいてもいいはずだし、また、この小学生の全人格的
    教育ということを考えた場合、そのほうがいいことは疑いようがない。

    現に、多くの天才少年少女達は、そのようにしてきたはずだ。ただ、これまでは、
    親や身近に指導者がいた場合にのみ高等な学識や技術を習得する機会が与えられた
    のであるが、IT時代においては、誰でもが皆、指導教材を使い得るようになると
    いう違いがあるだけのことである。

    英才教育は、学校外でやればいい。その結果、大学に出入りする小学生があっても
    よい。だがそれは、初等教育を犠牲にしてするようなものではないのである。

    もうひとつ、問題がある。

    それは、制度としての大学のというものが、天才少年少女にとって才能を伸ばす為
    に役に立つ機能を持った場所であろうか、という問題である。

    才能ある子供に早期高等教育を受けさせよう、という。だが、その高等教育機関た
    る大学は、学生の才能を伸ばす機能を持っているであろうか?18歳で大学に入学
    した学生達は、その才能を大学で自由に開花させているであろうか?

    とくに、日本の大学において!

    そんなところへ、才能のある子供を送り込むことは、逆に子供の才能を破壊する結
    果になりはすまいか。

    天才に必要なのは、大学の知識や施設であって、制度ではない。むしろ、制度とし
    ての大学は、才能の開花を阻害しかねないものなのだ。それは、子供たちの場合だ
    けではないのだが。

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