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  • from: すばるさん

    2006年07月31日 00時28分15秒

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    「讃歌」 篠田節子

    「讃歌」 篠田節子 朝日新聞社

    完読。出だしはとっても快調で、こりゃいいぞっと思いましたが、
    尻すぼみでした。

    天才ヴァイオリニストと呼ばれ、自殺未遂というアクシデントから
    20年以上のブランクを経て克服して、ヴィオラ奏者として復活した女性を
    純粋な気持ちで作り上げたテレビのドキュメンタリー番組。
    放送後、賞賛と批判が相次ぎ、やがて、様々な人間模様が浮き出されていく。
    そんなストーリーです。

    さすがに、文章は上手いので、スラスラ読めます。
    実質3時間ほどで読了しましたから。

    とても気になったのは、多分、篠田さん自身、
    弦楽器を触った事がないのでは?と言う事でした。
    この感覚は、如実に出ます。

    よしもとさんの、料理に関する記述、
    角田さんの、お掃除に関する記述、
    平さんの、建築業に対する記述、
    垣根さんの、RX7他、車に関しての記述…

    作家さんが根っから好きなものは、
    本当に、読んでいる側が赤面するほど作品に反映されますね。
    マンガの世界でも同じです。
    水島さんの野球の世界とか、大島さんの猫の世界とか。
    分かっているから、スラッと出てきて、
    読者を納得させる部分がしっかりとあるんですよね。

    この小説には、それはありませんでした。
    楽器の話とか、弾き方の話とか、
    とにかく、ぎこちない。もろ分かりです。(^^;;;
    これで、篠田さんが弦楽器経験者なら、
    逆に、文章に問題ありって事でしょうね。

    ニセモノは、どの世界でも通用しません。
    ちょっと、素人を舐め過ぎかな?

    それに、タイトルも、装丁も良くないです。
    これじゃ、タイトル買いも、ジャケ買いもしませんもの。

    でも、しばらく篠田さんは追っかけてみます。

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