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  • from: ハマジンさん

    2009年02月17日 14時46分13秒

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    幻の光  宮本輝

    ゆみ子は子供の頃失踪した祖母を引き止められなかったことを悔いていた。その後、今度は夫が謎の自殺をする。奥能登の小さな村に住む民雄と再婚してからも過去にとらわれている自分を感じ、能登の暗く冷たい海に光る波頭の一瞬の煌きを追い求める。
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    という訳で宮本輝の「蛍川」「泥の河」の感動も覚めやらぬままに次の作品、短編集ですが読みました。「幻の光」他3篇の短編を含め、今回は「色彩」を強く感じました。
    「幻の光」は一貫してモノクロです。風景も主人公も暗い。後妻に入った海沿いの寒村で、波の音を聴きながら死んだ亭主を思い出すゆみ子…。
    色のない世界が広がりますが、そんな寂しさの中でも「生」への光を見出していく主人公の心の動きが、またまたきれいに描かれていました。
    読むとたちまち目の前に日本海の寒い海が見えてくる、って素晴らしいですホント。

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