新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

読書好き?

読書好き?>掲示板

公開 メンバー数:104人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: ハマジンさん

    2010年04月30日 12時13分51秒

    icon

    虚報   堂場瞬一

    ビニール袋をかぶり睡眠薬で集団自殺をする事件が全国で相次ぐ。法学が専門の上山教授が自らが主宰するネットサイトで「自殺」を容認する発言をし、集団自殺の人々とメールのやりとりをしていた事を、週刊誌がスクープする。遅れをとった東日新聞社のデキる記者・市川は、地方支局から来た若い長妻記者と共に上山を追い真相に迫る。がスクープを焦る彼らは重大な「虚報」を掲載してしまう。
    ------------------------------

    いやぁすごく面白かったです♪
    新聞記者の実態が生々しく描かれています。特に最強のネタ元を持つやり手の市川と、長野支局から本社に来たばかりの若い長妻との経験、度胸、実力の差が実に上手に書かれていて眼に見えるようでした。

    上山という大学教授がキーパーソンで、彼をよく知る市川は、教授が自殺サイトのようなものを作った動機にこだわり、とことん追求をする。アメリカの最南端の町まで飛ぶくらいです。

    ラストではその上山の苦悩が明かされ意外なエンディングとなります。ここでも憔悴しきる長妻に対して市川は記者魂を見せつけます。かっこいい〜。

    題材、人物、構成…どれもよく練られていてホント良い作品でしたよ。
    新聞という媒体の真実と虚報の恐ろしさが伝わりました。
    (誤報は訂正記事を出せばよいが、虚報は記事を丸々取り消すことなのでその重みの違いははかり知れないらしいです)

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件