有川作品初めて読んだと思いますが、可もなく不可もなくというところでしょうか。有川さん自身高知県出身なんですね。高知県の県庁おもてなし課（本当におもてなし課があるらしい）のフィクションです。本当におもてなし課は存在するけれど、話の内容は有川さんと父親との雑談の話が膨らんで本になったと書いてありました。町おこし、村おこしなど考え県全体でお客様（県外からの旅行者）をおもてなしの心でお迎えし、過ごしてもらおうと県庁職員や有識者、高知県出身の著名な方で観光について考えていくお話です。公務員と民間人の考え方の違いが面白く書かれています。