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  • from: yeshangさん

    2011年11月22日 18時24分31秒

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    「いかだ満月」 山本一力著 (時代小説文庫)

     8月18日夜、江戸仙台堀で川並(かわなみ:いかだ乗り)の「満月腕試し」が開かれる。川並差配の小川屋新五郎(33)に川藤屋健次(27)が立ち向かう。共に好敵手で気心の知れた仲。
     木場材木商老舗の木柾庄左衛門の所に大島屋隠居小兵衛が隠居部屋の普請に紀州熊野の杉材木6百本を注文。
     磔の死刑にあった鼠小僧次郎吉の相棒、新宮屋の祥吉が杉材の買い付けと廻送を請け負う。そして祥吉は次郎吉の子供大次郎をつれ川並の健次と廻送屋熱田屋の尾鷲丸で紀州新宮に向かう。

     荒っぽい危険な仕事と大きな商売をする川並、廻船乗組員と材木商、それだけに伝統としきたり、決まりをわきまえている。物語は新宮での材木買付の場面で終わるが、出てくる配役の気性と心意気がよい。同じ船に乗り合わせた水戸藩の材木買付けに赴く3人の武士もたいしたものだ。

     読み手によって評価は分かれるが、川並、材木商、船乗り、樵、それに仙台藩の武士のそれぞれのプロとしての心構えがよい。


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