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  • from: yeshangさん

    2011年11月26日 03時55分57秒

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    「神変(しんぺん)―役小角絵巻」 山本兼一著

     よく知られる葛城山・吉野の役小角(えんのおづね・役行者)のお話。
     小角は山川・谷に住み、天地の気を受ける修業を重ねていて、誰からも命令を受けず、奪わず、助け合うくにをつくろうとしている。これに反して大和の飛鳥、遷都して藤原京では”うの”(持統帝)が実権を持ち律令を定め、国造りを進め、民から税や労働を搾取している。

     小角と”うの”(=国家)との戦いの話であるが、共に祈りを通じて力を得ている。山に住む自由の民と国と秩序を造ろうとする為政者とのすざましい争いである。

     役の行者小角は蔵王権現を呼び出し、修験道を開いた歴史上の人物であるが、その修業と蔵王権現出現の経緯は、私のような天地や山川草木に霊を感じようとする人間には非常に興味深いものがあります。

     役小角を全面的に肯定するつもりはありませんが、今回の東日本大震災は日本人の心の頽廃や東電の驕りなどの不浄が積み重なったものかと感じさせられました。

     こころが洗われ、この世の何が正義(正しい)か深く考えさせられる本です。

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