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  • from: yeshangさん

    2012年03月23日 01時25分33秒

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    「花はさくら木」 辻原登著 朝日出版社

     京都仙洞女院御所青綺門院のところに智子親王、そこには北風組の菊姫が遊びに来ている。幕府の御側御用取次の田沼意次とその配下の薬込役(御庭番)の青井三保たち。国内外の貿易と水運を業とするが密貿易も裏で行う北風組、それに大坂で金銀の為替、貸金業を営む鴻池。
     さらには将軍の交代に伴う朝鮮通信使の来日のために対馬藩邸に来ている金世文。

     みやびやかな御所、今や国の経済にも影響を及ぼしている北風組や鴻池の商い、田沼意次は米の経済から金銀・お金・為替の経済への趨勢を鑑みて京・大坂に乗り込むと、話の及ぶ範囲は広い。

     そして青井は巨椋池で菊姫を助けたことで、二人の仲は徐々に深まる運命に。

     いろいろな脇役が出てきて、いろいろなものがごっちゃ混ぜに、それでもまとまった話となっていく。
     青井と菊姫の関係も面白いが、田沼意次の人物・活躍にも感心させられる。ミステリーも含まれるまさに物語のアラカルトみたいだが、嫌みのないすっきりとした読後感です。

    --------------------------
     最近は古本店にも時々行きます。この本も近くの古書店で買いました。古書店・BookOffでは、あれだけ単行本・文庫本があるのにめったにこれはという本にはぶつかりません。
     以前から面白そうだが懐と相談と思っていたのがたまたま古書店で出会った次第です。

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