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  • from: yeshangさん

    2015年09月22日 20時06分16秒

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    「流(りゅう)」 東山彰良著 (講談社)

    1949年、共産党に敗れ、国民党とともに台湾に渡ってきた葉一家の葉秋生の中学生時代からのお話です。

     高校生の時に祖父が何者かに殺され秋生は犯人は誰かをずっと思い続けることになります。
     しかし、替え玉受験で退学になるなど、秋生のその後は波乱にとんだ生活が続くことになります。
     ミステリー小説ですが、最後に祖父を殺した犯人は、意外なことに・・・。

    ------------------₋―
     直木賞受賞作です。
     人名など中国でルビを振って出てきますので、最初は読みづらいかもしれません。

     しかし、1960年代後半から1990年代までの台湾の状況が描かれていて、また、中国大陸の太平洋戦争前後の混乱期の様子は、国民党も共産党にもその場の成り行きで人々はつくこととなり、馬賊の横行のあることもあって、そこに敵味方入交り、地方の村が皆殺しに会うような話も古老から語られます。

     戦争の悲劇とその背景、当時の社会を知り認識するうえで、日本人はもとより中国・台湾の人たちにも読んでもらいたい本です。日本人には中国社会、習慣・文化の一端を知ることとなると思います。

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