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  • from: yeshangさん

    2021年08月12日 00時37分32秒

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    「おもかげ」 浅田次郎著 (講談社文庫)

    定年前関連会社に転籍して、経営者として定年まで勤めあげた
    竹脇正一は送別会の帰りに地下鉄で倒れ気を失った。脳溢血か?
     意識不明のままに病院に入院する。家族をはじめ会社関連者や
    知人が見舞いに訪れるが、意識のないまま正一はこれまでかかわ
    りのあった人や記憶が次々と現れてきます。

     子供のころからのことや親しくしていた人、少し記憶にない人
    まで。しかしそれらがいろいろとつながって現れてくるのです。
     まるで夢の中のように、まさに無意識のままゆめの中をさまよ
    っているのです。

     最後に昔に幼くして亡くした息子が現れていろいろ話をして別
    れるところで意識の戻らないままお話は終わります。

     戦争中に孤児となった正一や同じく孤児の友達なども現れて、
    正一は運よく大学にまで行けて、会社の経営陣までなって定年に
    なったのですが、あの頃の戦災孤児たちはどうなったのだろうかと
    考えさせられました。東京、大阪のような大都市では「とんがり
    防止の時計台」のような子供が多かった蓮なのですが・・・。

     ところで、私も最近は多くの夢を見ます。
     すでに退職しているのに会社員時代の夢など。忘れていた報告書、
    研究資料の提出が明日朝までといった切羽詰まったものもよく見ます。
    そして、あれ?確かもう定年退職していたなあと思いだして、やれ
    やれと夢の中で安心したり、中国北京に出発したり帰国する夢なん
    かもあって、中国語で話をしたり、準備した手荷物が行方不明になって
    焦ったりの夢なども。そのほか多くの場面が出てきて、最近は夢の中に
    遊ぶのは楽しみになっています。楽しい夢ばかりでなく結構苦労する
    夢が多いのですが、夢から覚めるとああよかったと思う反面、面白
    かったと思えるのです。
     いま苦労していることがあっても死ぬときはああ面白かったと思え
    るのでしょう。

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