私の営業車に乗ってきた若い女の子がいきなり泣き出してびっくり！
何でも男性に首をしめられ殺されそうになったんだと。で、交番に逃げ込んだら酔った上での痴話喧嘩、民事不介入の冷たい仕打ちで大泣きとなったらしい。
多少飲んだにしても酔ってるようには見えなかったんだが。
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実は元日の夜、当の私が酔っ払い客に困り果てて交番へ。最近は交番に警察官いないんだよね〜
もしも警察官不在の交番内で殺傷事件でも起きたらどうするんだろう？
そもそも一般市民が交番へ行くこと自体、非日常的なんだからもう少しまともな対応が出来ないもんだべかね？
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警視庁捜査一課の姫川玲子シリーズ。若くして警部補となった姫川は独特の勘から、溜め池近くで発見されたビニールシートの惨殺死体の発見場所に引っかかるものを感じる。やがて事件は連続殺人事件へと発展。
被害者の第二日曜日の謎、「ストロベリーナイト」とは何なのか。
そして衝撃の結末が…。
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いや面白くて参った！！火曜サスペンス劇場なら「溜め池殺人事件」とでも名づけられそうな、殺人ものの王道ですね。
なるほどこれが誉田ワールドなのね！って納得です。とにかくキャラが完璧に立ってるし、ストーリーもドラマになったらチープ感が出ちゃうだろうけど、小説ならではの緊迫感と、無理のない展開とでハラハラドキドキ。こういうの大好き〜☆
姫川ファンの部下達と敵対する刑事達がまた実に面白いのだ。

すばるさんのご忠告に従い、次は「ソウルケイジ」を読んでるところ。これもオモシロイ♪

泣いた

とても良い話だった
我々中年世代への応援歌のようだった

【あらすじ】

吉松喜一　40歳
広告代理店崩れ

人と人をつなげます
という不思議なプロデュース業を始め、
その宣伝のために「40歳から始めよう」というブログを書いている

彼のもとには、様々な、奇妙な依頼が舞い込み始める・・・


主人公が同じ連作短編集と思わせる出だしだが、
それぞれの話はいずれからんでくる
読者の思いもよらぬ形で


電車の中で読んでいて、
不意を打たれて不覚にも涙してしまった


石田衣良の語り口はライトだ
作家によっては、もっと濃密にかけるストーリーなのに、
とても軽くサクサクと進む

しかし、感動の時間はしっかりと、ずっしりとやってくる


僕は石田衣良は好きなのに、「池袋・・・」は未読だ。
家にはある。解説でそれに似ている、
とあったので、そろそろ「池袋・・・」を読んでみようと思った

警視庁情報官・・濱嘉之　警備公安警察を経て、内閣官房に勤務、衆議院議員政策担当秘書の経験もある。リアルで、フィクションとは思われない内容です。作者自らの経験に基づいて書かれているので、はじめの方はちょっと難しい表現や言葉、組織のことなどがあったりして、苦労しましたが、最終的にはいい出来だと思いました。警視庁内にできた新たな組織で情報室での、公安のような調査をし、警視総監、警察庁長官などをトップとして、隠密捜査で現職大臣がかかわる贈収賄、暴力団、建設会社などとの癒着を暴いていく話です。

もうご存知の方も多いと思いますが、
北森鴻さんが急逝されました｡
香菜里屋シリーズが、このサークルでも人気でしたね、確か｡
私も大好きな作家でしたので、本当に残念です｡
ご冥福をお祈りいたします｡

十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。　遠藤周作　新潮文庫　　　　　　　　　　　　46年前に書かれていた原稿が遠藤氏没後10年たって見つかった☆恋愛中の人、病気の人を見舞いたいと思ってる人、身内を亡くした人にお悔やみを伝えたい…相手の心に届く手紙の書き方を教えます！　　　　　　　　　　　　　　　　　　長い題にまずﾋﾞｯｸﾘし、中身は何が書いてあるのかと気になり検索。買いました！　ﾕｰﾓｱも交えながら人が人と関わりながら生きていくうえで何が大切かをも教えてくれました。　その他の作品も読んでみたいと思ってます。

2009/4/29のすばるさん書評を参考にしていただければ一目瞭然。って手抜きするわけじゃぁないんですが(笑)
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非常に面白かったです。346ページからまさにカーチェイス並みの躍動感と緊迫感です！

＊まず古き良き昭和の時代を懐かしく楽しめます。それと同時に、生まれてはいましたがほとんど記憶にない東京オリンピックの狂騒ぶりが熱く伝わってきました。

＊島崎国夫なる秀才の、貧しさ故の苦悩がひしひしと感じられます。非常に愛しくなりました(母性本能くすぐるタイプね)。

＊捜査一課と公安のバトルも面白い。公安の刑事が「俺たちは勘では絶対に動かない」という言葉が印象的。最終的には昌夫の「刑事の勘」が事件解決につながったんだけど。

とにかく人物描写の上手さ、複線の張り方の巧妙さに加えストーリーに無理がないので、二段組500余ページがあっという間よ。

国夫の相棒となったスリの村田の「東北と東京。一字違いで随分違うもんだ…」というこの言葉が全てを表わしているなぁと、切なくて心に残りました☆

長距離バスの事故で夫を失った萌。
同じ事故で10歳の娘を失った遊作。
彼らが遺族の会で巡りあい、惹かれあっていく。
そして長崎・平戸への旅で結ばれる。
作家であった遊作は文学が書けなくなり、ポルノを書き始める。
萌は次第に仕事への意欲を失い、遊作との生活に溺れていく。
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小池作品らしい官能的な描写が楽しめる。
刹那的、耽美的な美しさがある。
ヒロインの心が崩れていく様は理解できる。
物語の途中までは。

最後は、美しくも共感しづらい世界が現われる。
彼らは何故そうするのか？
理由が提示されないままエンディングを迎える。
美しく魅力的ながら、自分とは相容れない世界だった。
自分が書いたなら、別な答えを出すだろう。

少女を食い物にしている暴力団員が射殺される。程なく犯人は逮捕されるが、殺害時に部屋に女がいたと主張する。しかし銃声で駆けつけた大村刑事は頑なに否定する。実は現場にいた中学生は、上官・伊東の娘の静加だった。ここから一人の少女の悲劇が始まる…。
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新刊で出た時に買おうかどうか迷った１冊。確かナナさん読まれましたよね？

久々に警察ものを読んで新鮮だった。誉田哲也も初めて読みました。
別々の事件が最後にはシズカに辿り着き、何とも切なく哀しい結末。人物描写も巧く話しの展開も自然で読みやすく、刑事ものに特有のアクの強さのようなものもなくてなかなかよかったです。

ただ複雑な生い立ちなのはわかるけれど、シズカが何故これほどまでに巧妙な犯罪を画策し、そして成し得たのか。そこまで踏み込んで書いていないので、ちょっと軽さは感じました。

「パラドックス13」東野圭吾 毎日新聞社
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13秒間だけ宇宙全体を巻き込む異変が起きるかもしれない、起きないかもしれないという狭間に取り残された十数名の異次元サバイバル。
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まぁ「黒笑小説」にも通じるお気楽ＳＦでした。インフルエンザで混乱する世間を横目で見ながらテキトーに書いた週刊誌用の作品ですわね。
壊滅的な現状がどう変化するとかサバイバルの様子より、法や秩序がなくなった時の人の心の動きを書きたかったのかな？
いつもながらの巧文なので読みやすさは変わらずですが、東野作品らしさを期待する方には×でしょうね。
ページが進まなくて参りました。決して面白くない訳じゃないんだけど、どうでもいいや〜って感じで携帯のテトリスに時間を費やしました(笑)
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お話の骨子は全然違うけれど、異次元に取り残された系なら北村薫の「ターン」は面白かったすよ。ただ私が面白いと思った北村作品はこれだけなんですがね(^^);
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