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読書好き?

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  • from: yeshangさん

    2011年02月24日 12時01分29秒

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    「人間の器量」福田和也著

    まず、著者は評論家であって、エピソード好きでしかないと思いました。「なぜ日本人はかくも小粒になったのか」では、「戦死に対する覚悟がいらなくなった」で、

     まず、著者は評論家であって、エピソード好きでしかないと思いました。

     「なぜ日本人はかくも小粒になったのか」では、「戦死に対する覚悟がいらなくなった」で、あたかも戦争が人を、そして家族の心構えを育てていたかのような書き方には反発を感じました。

     確かに戦いは人を生死の境に置き、それなりに覚悟を決めるところがあるかもしれませんが、今の時代に再び戦火をくぐることは考えたくありません。平和な時代にそれに対応した器量の作り方を述べる必要があると思います。
     まして筆者は昭和35年生まれ。戦争の経験もなく、戦後の大変さも経験していないものが戦争を語ることは難しいと思います。

     歴代の人物についても、奇行、失敗、変節をいかにも大物の器量のように書かれているが、単なる偏った性格であり、不徳の致すところであり、心変わり・信念を持った考えが足りなかったことにすぎないと思いました。

     これでは、戦前の軍国主義者が戦後に自由・民主・平和を唱える宣教師になったような人を讃えてもよさそうなもの。

     エピソードを楽しむ分には良いかもしれませんが著者の学者・教師に疑問を持たせる書でした。

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  • from: yeshangさん

    2011年02月24日 11時36分59秒

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    「武蔵円明の光」好村兼一著

    「行くのか武蔵」の続編。巌流島以降の武蔵を書いている。武蔵、30過ぎから50歳まで。前編もそうだが、史実をもとに書かれているが、巌流島以降の武蔵はよく

     「行くのか武蔵」の続編。巌流島以降の武蔵を書いている。武蔵、30過ぎから50歳まで。

     前編もそうだが、史実をもとに書かれているが、巌流島以降の武蔵はよくわからないところが多いらしい。比較的順風円満な武蔵のその後なので、手に汗握るところがないが、巌流島で一つの悟りを得たのでしょう。

     「五輪書」を書くに至ったところを期待していたのですが、ここでは書かれていません。

     著者は剣道の達人ながら本書は少し肩に力が入った書き方で、意識した書き方というか、講談調になっているような感を受けました。

     しかし、伝記ではないものの武蔵のその後を知るではおもしろいと思います。。円熟した中年の人には参考になるでしょう。

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  • from: ハマジンさん

    2011年02月21日 17時42分14秒

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    「キムラ弁護士、小説と闘う」 木村晋介

    前作「キムラ弁護士、ミステリーに挑む」に引き続き、話題の作品に弁護士的視点から挑むユニークな書評集。その数45作品!-----------------

    前作「キムラ弁護士、ミステリーに挑む」に引き続き、話題の作品に弁護士的視点から挑むユニークな書評集。その数45作品!
    ------------------------------
    椎名誠、木村晋介、イラストレーターの沢野ひとし(3人は同級生)と編集者の目黒考二の4人で創立したのが「本の雑誌社」。
    若い頃、椎名誠のエッセーとか大好きでよく読んでいたので、キムラ弁護士は馴染み深い人です。普段は全然小説は読まないそうです。
    今まで書き溜めたものに最近話題の本を加えて出版されました。
    最近の「1Q84」「悼む人」「告白」いずれも低評価。

    「告白」の冒頭で女性教師がクラスの子たちに牛乳にアレを入れた云々…と話す部分は、毒とかでなくてもそういう行為は「過失致死罪」(傷害罪だったかな?)にあたるから、いきなり教師は逮捕されて終わる。クラスの子供達全員が帰って親に話さないことが大前提となった小説であるところが不自然だって。
    これが弁護士的読み方というのか…こんな感じでいろいろ面白い発見がありました。 

    キムラ先生が参りました!と完敗宣言をしたのは
    「ハリーポッターと賢者の石」「火の粉」「隠蔽捜査」「ホワイトアウト」「地下鉄に乗って」「判決の誤差」あたり。

    他にはアガサクリスティや刑事コロンボにまで挑戦してます。
    ご苦労さまでした。

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    from: ハマジンさん

    2011年02月24日 10時17分33秒

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    「Re:志賀さん」>以前ハマジンさんが“志賀直哉はイケメン!”って言ってたよね、>晩年の志賀さんが竹馬に乗ってる写真で、あの立派なイケメン顔れおさん

    from: れおさん

    2011年02月22日 21時46分31秒

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    「Re:火の粉〜!!」そうそう!きょうちゃん待ってるよ〜(^-^)以前ハマジンさんが“志賀直哉はイケメン!”って言ってたよね、同じこと言ってる人発見

  • from: ナナさん

    2011年02月23日 19時33分10秒

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    ありがとう・・・平山譲

    最近ミステリーモノが多かったので、少々目がツリアガって怖い顔になった気がしたので、ここらで心に沁みる本を選んでみました。2006年に赤井英和主演で、プ

    最近ミステリーモノが多かったので、少々目がツリアガって怖い顔になった気がしたので、ここらで心に沁みる本を選んでみました。2006年に赤井英和主演で、プロゴルファーの古市忠夫さんのことを題材に映画化された、原作本です。19年に図書館で購入し、あまり読んでくれる人がいなくて・・・阪神淡路大震災で、家も、店(カメラ店を営んでいた)も、友達もなくしたが、たまたま家から600メーターほど離れた駐車場に停めておいた車のトランクに入れておいたゴルフバックだけが残り、被災者の救助や新たな街づくりをしながら、プロゴルファーを目指す物語。60歳の誕生日の1週間前にプロゴルファーとなる。逆境の中、生かされている事に感謝し、大切なのは、物ではなく、お金でもなく、名声や地位でもなく、人間の愛であり、優しさであり、人を思いやる心であり、感謝であり、積極的な心であるということが巻末に書かれています。なんだか心がホンワカして読んでみてよかった!

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  • from: ナナさん

    2011年02月20日 18時32分11秒

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    白銀ジャック・・東野圭吾

    新月高原スキー場に爆弾を仕掛けた、という脅迫メールが届く。警察には通報せずに、身代金を支払うが山中で奪取され、爆弾が埋まっていないコースが、メールで届

    新月高原スキー場に爆弾を仕掛けた、という脅迫メールが届く。警察には通報せずに、身代金を支払うが山中で奪取され、爆弾が埋まっていないコースが、メールで届くがまたもや身代金が追加される。上層部が警察に届けない理由は?社員の倉田をはじめ、パトロール隊員の根津、藤崎らはゲレンデの安全とスキー客の安全を願い密かに、犯人の尾行を企てるが、犯人に知られてしまう。いったい犯人はどこで見ていたのか・・・スキー、ボード好きにはたまらない臨場感たっぷりで、ワクワク!読んだあともスッキリって感じで、「カッコウの卵」「プラチナ・データ」とは全くベツモノです。すごくよかった!!

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    from: 柚子さん

    2011年02月23日 17時49分15秒

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    「Re:白銀ジャック・・東野圭吾」はじめましてどうぞよろしくお願いします。白銀ジャックは読みたい本なので、今図書館に予約中です。でも予約者が多いのでな

    from: ハマジンさん

    2011年02月21日 17時09分20秒

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    「Re:白銀ジャック・・東野圭吾」>臨場感たっぷりで、ワクワク!読んだあともスッキリって感じで、「カッコウの卵」「プラチナ・データ」とは全くベツモノで

  • from: ナナさん

    2011年02月18日 18時54分34秒

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    交渉人・籠城・・・五十嵐貴久

    やっと待ちに待っていた、交渉人・遠野麻衣子が活躍します。ほとんど全編と言っていいほど遠野ワールド全開です。交渉人のなかで一番好きかも。喫茶店の店主が、

    やっと待ちに待っていた、交渉人・遠野麻衣子が活躍します。ほとんど全編と言っていいほど遠野ワールド全開です。交渉人のなかで一番好きかも。喫茶店の店主が、自分の店の客を監禁し、籠城する事件が発生する。籠城犯の目的は何なのか?遠野の上司の岡部は、犯人に銃で撃たれ、急遽遠野が交渉人となり、犯人との交渉が始められる。シリーズ3になりやっと、遠野の交渉人としての資質がすばらしいものだって言うことがわかって、なんだか読んでいても嬉しい気持ち?になりましたよ!

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    from: ハマジンさん

    2011年02月21日 17時05分41秒

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    「Re:「交渉人」にまつわるあれこれ」すばるさん解説ありがとう。あらすじ見ると普通の「交渉人」は読んだ感じがある。(あるいは買ってまだ未読とか)「爆弾

    from: すばるさん

    2011年02月21日 15時33分30秒

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    「Re:交渉人・籠城・・・五十嵐貴久」私は2作目の改題本が一番好きかな(笑)----------------ああ、文庫本としての購入ね。なるほど。それ

  • from: ガレットさん

    2011年02月21日 15時46分48秒

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    「あんじゅう」 宮部みゆき

    「三島屋変調百物語」の続編です。前作を読んでなくても楽しめました。--------------------------------------旅籠のお

    「三島屋変調百物語」の続編です。
    前作を読んでなくても楽しめました。
    --------------------------------------
    旅籠のお嬢さんである、おちかは不幸な過去から立ち直るために、
    三島屋さんでお手伝いをすることになり、
    ご主人より「不思議な話を聞く」という仕事を与えられます。

    そこで語られた、不思議な物語4編で構成されたものです。

    --------------------------------------
    ・逃げ水・・・おひでりさんという神様にとり憑かれた子供の話
    ・藪から千本・・・双子の姉妹への祖母の呪いで、迷走する家族の話
    ・暗獣・・・紫陽花屋敷に出没する妖怪の話
    ・吠える仏・・・人間の愚かさが引き起こす悲劇のお話

    ---------------------------------------

    個人的には、小説の表紙のイラストになっている「暗黙」がよかったです。
    妖怪や呪いの話ではありますが、おどろおどろしい事はなく、読んだ後に暖かい気持ちになれました。
    登場人物に子供が多かったせいかもしれません。

    子供から大人まで楽しめる、良い本だと思います。
    時間がある時に、の〜んびりと読むのをオススメします。

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  • from: すばるさん

    2011年02月21日 13時51分50秒

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    「つばさものがたり」雫井脩介

    「つばさものがたり」雫井脩介小学館----------------父親が生前に語った夢を実現すべく君川小麦は東京の一流店を辞め地元で洋菓子店を開業する

    「つばさものがたり」雫井脩介 小学館
    ----------------
    父親が生前に語った夢を実現すべく君川小麦は東京の一流店を辞め地元で洋菓子店を開業する。
    しかし、この時にガンの転移が発覚していた。
    実母と兄夫婦、そして不思議な能力を持つ甥っ子の叶夢(かなむ)が病に蝕まれていく小麦を応援するが…
    ----------------
    苦手なファンタジー作品ってのは表紙を見ても分かりましたが、とにかく借りるものもなく、雫井作品ならそこそこ読めるだろうと思って借りました。
    ガン再発の女性が健気に頑張るって単純なお涙頂戴ものじゃなく、話がだらけてくるあたりにちょっとした小細工があって飽きずに読み終えました。
    ただ、主人公がパティシエの小麦と、不思議な子・叶夢の二人になっちゃってるので視点が定まらず印象深いお話にはなってないところは残念。
    ----------------
    雫井脩介は本作品が5冊目。
    ★★「クローズド・ノート」
    ◎○「犯人に告ぐ」
    △×「ビターブラッド」××「犯罪小説家」
    読むたびに評価が下がってましたがちょっと持ち直したかな(笑)
    まぁ、いずれにしても雫井さんは「クローズド・ノート」に尽きるね。これは良く出来てました。恋愛ファンタジーが苦手な方にも是非ともお薦めしますよ。

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  • from: すばるさん

    2011年02月18日 04時44分22秒

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    「永遠の0」百田尚樹

    「永遠の0」百田尚樹講談社文庫----------------第二次世界大戦で特攻隊として亡くなった祖父の過去を知るため、わずかな手掛かりを頼りに奔走

    「永遠の0」百田尚樹 講談社文庫
    ----------------
    第二次世界大戦で特攻隊として亡くなった祖父の過去を知るため、わずかな手掛かりを頼りに奔走する孫姉弟の2人は、調べていくうちに意外な側面を知ることとなる。
    ----------------
    戦時中の証言等は「読みやすい史実」としてはいいと思いますが、姉弟の立ち位置や絡み方がなんとも微妙で中途半端な小説。
    完全にノンフィクションにするか、それとももっとちゃんと練り込んだ小説にするかはっきりしてほしかった作品です。
    ----------------
    深いテーマで小説を書こうとすると考察すべき資料や取材量が多過ぎて頭でっかちになって、考えさせられるものにはなるけど味わい深い小説にはならないですね。
    山崎豊子の「沈まぬ太陽」なんかも取材したものは全て使おうとしたばかりに長いばかりで起伏に乏しい凡作になってしまってます。
    私も商用コピーをいろいろ書きましたが、文章を膨らませるのは簡単ですが、それをいかに無駄なく削って、最小の装飾で一を十に味付け出来るかは、美術や音楽ほどではないにせよ、やはり作り手のセンスの問題が大きいです。
    ----------------
    百田作品に関しては「ボックス!」を読んだ時も似たような感覚でした。「いいお話なんだけどもっていき方がとっても下手」って(^^);
    文章センスの問題だから、この作家さんが今後大変身することもまずないと思います。
    「永遠の0」も高校生の夏休み読書感想文の課題本ってとこでしょう。

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  • from: ハマジンさん

    2011年02月17日 14時46分08秒

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    灰色の虹   貫井徳郎

    内気で真面目な青年がある日、見に覚えのない罪で取り調べを受ける。刑事の恫喝に耐え切れず自白をしてしまった江木雅史はその瞬間、家族も恋人も仕事も全てを失

    内気で真面目な青年がある日、見に覚えのない罪で取り調べを受ける。刑事の恫喝に耐え切れず自白をしてしまった江木雅史はその瞬間、家族も恋人も仕事も全てを失う。灰色の人生の中、出所した雅史は復讐を誓う。
    ------------------------------
    雅史は会社の上司の言動に初めてキレて胸ぐらをつかんだ。ところがその夜にその上司が殺されてしまう。当然、昼間の事件が刑事の耳に入り任意で話を聞かれる雅史。その時刻にアリバイがなく彼を現場近くで見たという証言者まで何故か現れ、刑事の執拗な追及と脅しに遂に雅史は自白を…。
    こうして冤罪は作られるのか、と怖くなりました。

    やがて雅史の事件に関わった刑事や検察官たちが襲われて、山名刑事は雅史が復讐をしているのではないか?と疑う。山名自身も恋人を暴漢に殺されたというつらい過去があり、復讐鬼となった雅史に強い関心を抱くのです。

    雅史の不幸な6年間と、それに絡んだ刑事・検察官・弁護士・裁判官、そして目撃者達のそれぞれの人生が丁寧に描かれていて読み応えがあります。面白いです。
    ------------------------------
    それにしても、最初に警察に疑われたら終わりだなと思った。犯人に仕立てあげるストーリーが出来てるんだもんね。
    検察はやってもいないのに何故自白をしたのかと言い、弁護士は自白を覆すより情状酌量で執行猶予を取ろう、と言うし埒が明きません。
    お勉強が抜群に出来たであろう「法の番人」たちにとって、無実の一般庶民の人生など取るに足らないものなのかね?

    真犯人が誰だったのかも気になるところ。

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    チミ

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