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  • from: yeshangさん

    2011年02月24日 12時01分29秒

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    「人間の器量」福田和也著

     まず、著者は評論家であって、エピソード好きでしかないと思いました。

     「なぜ日本人はかくも小粒になったのか」では、「戦死に対する覚悟がいらなくなった」で、あたかも戦争が人を、そして家族の心構えを育てていたかのような書き方には反発を感じました。

     確かに戦いは人を生死の境に置き、それなりに覚悟を決めるところがあるかもしれませんが、今の時代に再び戦火をくぐることは考えたくありません。平和な時代にそれに対応した器量の作り方を述べる必要があると思います。
     まして筆者は昭和35年生まれ。戦争の経験もなく、戦後の大変さも経験していないものが戦争を語ることは難しいと思います。

     歴代の人物についても、奇行、失敗、変節をいかにも大物の器量のように書かれているが、単なる偏った性格であり、不徳の致すところであり、心変わり・信念を持った考えが足りなかったことにすぎないと思いました。

     これでは、戦前の軍国主義者が戦後に自由・民主・平和を唱える宣教師になったような人を讃えてもよさそうなもの。

     エピソードを楽しむ分には良いかもしれませんが著者の学者・教師に疑問を持たせる書でした。

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