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from:H-2さん

2007年12月21日 17時40分22秒

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SATの体制と、その在り方について

今回は、SATの体制とその在り方について、個人的な意見を書き込みます。相変わらず素人の浅知恵で恐縮ですが(^_^;)、御容赦ください。SATに関しては

今回は、SATの体制とその在り方について、個人的な意見を書き込みます。

相変わらず素人の浅知恵で恐縮ですが(^_^;)、御容赦ください。

SATに関しては、以前掲示板に書き込みました。
今回は、その続きとなります。


愛知立てこもり事件において、SATに対する県警本部長の指揮が不適切であったことから、特殊部隊支援班「SSS(スリーエス)」が発足しました。

支援班の創設により、SATの指揮、命令系統の問題はある程度は改善されましたが、まだ改善の余地はあると思います。

現状の体制では、警視総監や県警本部長が、警察庁警備局と連絡を取りつつ、SATに命令や指示を出すことになっているので、SATを他県に応援派遣した際などは、現場を管轄する警察本部長との兼ね合いもあり、必然的に命令系統が複雑化します。

ですから、私は、SATを現在の都道府県警察所属から、警察庁警備局の直轄組織として再編成し、命令系統を一本化させた方が良いと思います。

海外の組織で参考になるものとして、ドイツの連邦警察局(Bundespolizei、略称は「BPOL」)が挙げられます。
この組織は以前「国境警備隊」と呼ばれていましたが、2005年に組織改編され、現在の名称になりました。

連邦警察局は国の警察組織、いわば「国家警察」と呼ばれるものです。
任務は

       国境警備
       一部のドイツ大使館の警備
       スカイマーシャル(航空機警乗警備員)の運用
       特殊部隊「GSG-9」の運用

などを行っており、特殊な警備分野を担当している組織です。

またドイツには、この他に自治体警察があり、各警察には、凶悪犯罪対処用の特殊部隊「SEK」が編成されています。

私は、このようなドイツ警察の体制を参考にして、日本においても

       SAT
       スカイマーシャル(現在は大阪府警、千葉県警に所属)

を、警察庁警備局の直轄とし、さらに

       危険地帯の日本大使館の警備

を担当する組織を新たに創設して、同様に警察庁警備局の直轄とするべきだと思います。

人員は都道府県警察の警察官から希望者を募り、試験を行って選抜し、「警察庁への出向」と言う形で編成すれば良いと思います。
これにより、全国の都道府県警察から、幅広く人材を確保できるという利点があります。

現在のSATは警視庁、大阪府警、北海道警、千葉、神奈川、愛知、福岡、沖縄の県警に所属しているため、他の府県警察に有能な人材がいたとしても、SATの隊員にはなれません。
SATを警備局直轄とすれば、全国から人材を確保できるため、組織全体の質を向上させることができると思います。

現在、SATが無い府県警察の警察官の中にも、SATの隊員になりたい人はいるでしょうから、そのような人たちに機会を与えることもできます。

ただし、このような体制を実現させるためには、警察法を改正しなければならず、議会を通す必要があります。

改正することにより、特殊な警備分野に限定されるとはいえ、執行能力を持つ「国家警察」が復活する訳ですから、野党(特に共産党と社民党)は反対するでしょう。
民主党は微妙なところですが、自民党の法案にはとりあえず反対する傾向があるようなので、現状で政府が警察法の改正を主張しても、実現は難しいのではないかと考えています。

ですが「国民の安全を守る」という観点からすれば、このような警察法の改正が、将来的には必要になると思います。

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from:H-2さん

2007年12月22日 12時18分47秒

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「Re:Re:SATの体制と、その在り方について」
マンボーさん、こんにちは

愛知の立てこもり事件については、県警本部長の指揮の取り方が一番の問題だと思います。

読売新聞の検証記事によれば、交番勤務の巡査部長を救出するまでの間、部下から現場の報告を求めず、状況を聞きもしなかったそうです。

これは、言い方は悪いですが、失敗した際の責任追及を恐れて、逃げていたとしか思えません。
また、県警本部長は、巡査部長救出の際、SATの配置を、警察庁警備局に連絡することも無かったそうです。

さらに、現場を統括していた捜査第一課長は、刑事部の捜査員に指示を出すだけで手一杯となり、SATに必要な情報は行きわたっていなかったそうです。

これだけの不備が重なれば、殉職者が出るのはあたりまえです。

また、SATの行動方針は、産経新聞によると「犯人逮捕より、現場の危機的状況を狙撃などで排除する」方針だそうです。

SATは近年、テロ事件以外に、単なる粗暴犯、凶悪犯による犯罪にも、頻繁に出動するようになりました。

SATは、このような事件に出動した際、刑事部の指揮下に入り「支援」という形で、犯人の制圧逮捕や、人質救出に協力することになります。

ただし、本来は「射殺やむなし」で活動するSATが、犯人の逮捕を大前提とする刑事部と連携することは、余程普段から連携や、訓練を実施していないと難しいようです。

刑事部の突入班の在り方については、書き込むと長くなるので、また別に、機会がありましたら掲載します。

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