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from: H-2さん

2020年04月12日 14時54分40秒

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沖縄県警察の「国境離島警備隊」発足について

皆様、こんにちは。連続の投稿になります。以前にこの掲示板で沖縄県警察の離島警備隊について書き込みました。4月1日に「国境離島警備隊」という名称で正式に

皆様、こんにちは。
連続の投稿になります。
以前にこの掲示板で沖縄県警察の離島警備隊について書き込みました。
4月1日に「国境離島警備隊」という名称で正式に部隊が発足したので、今回はこの部隊について書き込みます。
引用も多く、文章が長くなってしましましたが、御容赦下さい。

まず、国境離島警備隊の発足式に関する動画を掲載します。

RBC NEWS「県警の「国境離島警備隊」発足」2020/04/01





また4月2日の毎日新聞に、国境離島警備隊に関する記事が掲載されているので、記事を引用します。


尖閣諸島(沖縄県石垣市)など国境に位置する離島への不法上陸事案に対処するため、沖縄県警は1日、国境離島警備隊を新設した。離島警備にあたる専門部隊の設置は日本の警察で初めて。151人の態勢で、事案が発生した場合は那覇空港から大型ヘリコプターなどで自動小銃を装備した隊員が現場に向かう。

那覇市の県警本部で発足式があり、警察庁から着任した小林雅哉隊長(40)=警視正=に宮沢忠孝本部長から隊旗が手渡された。小林隊長は「いかなる事案にも適切に対処できる精強な部隊であり続けるよう、訓練を積み重ねる」と決意を表明。隊旗には国の特別天然記念物のカンムリワシが描かれた。

2012年9月に日本が尖閣諸島を国有化したのを機に、中国の公船が周辺領海や接続水域に侵入する事案が日常的に発生している。沖縄県警の警察官も海上保安庁の巡視船に乗船して警戒を続けているが、武装した漁民らが不法上陸する事案への対処能力を強化するため、政府が全額国費で県警に専門の警備隊を設置した。

隊員のうち約40人は他の都道府県警からの出向者。輸送用の大型ヘリ1機を今年度中に沖縄県警に配備し、福岡県警にも別の1機を配備する。不法上陸事案が発生した場合、一次的に警察と海保が対処するが、武力攻撃を受ける事態になれば、自衛隊に海上警備行動や治安出動が命じられる。


引用は以上です。

次に個人的な感想を記載します。
国境離島警備隊は沖縄県警察の部隊ですが、約40名は他の都道府県警察からの出向者とのことです。
部隊の性質から、出向者は特殊部隊(SAT)の経験者でしょう。
SATが所在する都道府県警察から派遣されているのではないかと思います。
他の新聞記事では、福岡県警察からの出向者がいると記載されています。
また部隊の総員は151名とされていますから、1人は隊長でしょう(^_^;)。
出向者約40名を除くと、約110名が純粋な沖縄県警察の警察官という事になります。
内訳は不明ですが副隊長、庶務、会計などの管理部門や、大型輸送ヘリのパイロット、整備士などの航空機部門を除くと、沖縄県警SATや銃器対策部隊の経験者ではないかと思います。
初代の隊長である小林雅哉 警視正は、警察庁警備局から派遣されました。
東京大学法学部を卒業後、国家公務員の第1種試験に合格し、警察庁に入庁しており、いわゆるキャリアです。
国境離島警備隊は日本の国益に直接関わる任務を担当するので、隊長が警察庁から派遣されたことが伺えます。
部隊の一部を県外からの出向者が占めており、部隊の経費が国家予算から支給される点については、千葉県警察の成田国際空港警備隊に似ていると思います。
隊旗は沖縄周辺を象徴するワシを描いており、とても良いです(^_^)。

隊の拠点につては、大型輸送ヘリが那覇空港に配備されるそうなので、那覇空港の付近に建設されているのではないかと思います。
装備については詳細不明です。
小林雅哉隊長は旧型の出動服を着ていましたが、現場に展開する部隊はこの服装ではないでしょう。
おそらくSATのように、部隊の活動に適した専用のアサルトスーツではないかと思います。
スーツの色は紺、もしくは目立ちにくい緑系の色ではないかと思います。
装備の自動小銃も詳細は不明です。
89式小銃の可能性もありますが、より命中精度を重視するのであれば、付属機器が豊富なM4系の自動小銃かもしれません。
いずれは訓練、もしくは部隊の展示が行われるでしょうが、部隊の性質を考えると隊員はバラクラバで顔を隠して、報道関係者の前に現れる可能性が高いです。

色々と、まとまりが無く書き込んでしまいました(^_^;)。
日本の離島警備という観点から見ると、中国は最近、新型コロナウィルスによる混乱に乗じて、南沙諸島などで海洋権益の拡大を目論んでいます。
日本においても、尖閣諸島周辺に中国の「武装民兵」が大挙して漁船で押し寄せ、島への上陸と占拠を試みる可能性があります。
相手が民間人である場合、自衛隊も容易には出動できません。また海上保安庁も特別警備隊を編制して対応にあたると思いますが、相手の人数が多い場合は対応能力にも限界があります。
今回、警察に編成された国境離島警備隊は、自衛隊や海上保安庁の対応を補完し、国境警備体制を強化する目的もあり、任務は極めて重要です。
今後は装備や訓練を充実させ、隊員の練度向上に努めてもらいたいと思います(^_^)。

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from: H-2さん

2020年04月13日 23時14分53秒

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こんばんは、MP5さん(^_^)。

機関拳銃(サブマシンガン)については、おそらくMP5でしょうね。
接近した状況での射撃を想定しているかもしれません。

負傷者を応急処置できる要員については、銃撃戦を想定していますから、やはり必要不可欠だと思います。
国境離島警備隊の隊員が犯人を射撃し、制圧したとしても、犯人に応急処置を施し、病院に搬送しなければなりません。
犯人が治療により回復すれば、裁判によって法の裁きを受けることになります。
また、隊員が負傷する可能性もあるため、応急処置要員だけでなく、医師や看護師が現場に展開していることが理想的です。
沖縄県警が病院と協定を結び、今年の2月にこの掲示板で取り上げた医療チーム「IMAT」を立ち上げ、活用するべきだと思います。
犯人グループの上陸が想定される島の付近にIMATを待機させ、銃撃により負傷者が出た時には、ヘリコプターや海上保安庁の巡視船内で治療を行いながら、病院に搬送するような体制が良いのではないかと思います。

国境離島警備隊の活動は、海上保安庁や医療機関との連携が大切ですね。

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