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from: H-2さん
2009/09/07 14:29:48
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グリーンベレーのドキュメンタリー番組について
グリーンベレーネタというほどではないのですが…(^_^;)。以前、CS放送のナショナルジオグラフィックチャンネルで、「潜入、グリーンベレー」というドキ
グリーンベレーネタというほどではないのですが…(^_^;)。
以前、CS放送のナショナルジオグラフィックチャンネルで、「潜入、グリーンベレー」というドキュメンタリー番組を放送していました。
この番組は、グリーンベレーのアフガニスタン国境地帯での活動を取材したものです。
本来、グリーンベレーの同行取材は短時間しか許可されないのですが、この番組スタッフは、異例の長期取材を許可されました。
番組を見る限り、グリーンベレーの任務は、タリバンに脅かされている村の援助活動と、タリバンの制圧です。
また、グリーンベレーは現地でタリバンの無線を傍受しており、アフガニスタン陸軍と合同で任務を行っていました。
番組の最後では、国境地帯をパトロール中、道路に仕掛けられた爆弾(IED)が爆発し、部隊車両は大破、取材クルーは負傷し、同乗していたグリーンベレー隊員が死亡してしまいます。
何年か前から、「対テロ戦争」という言葉が使われていますが、対テロ戦争の現場では、相手が正面から襲い掛かってくることは、ほとんどありません。
その代わり、敵は特殊部隊の移動先に爆弾を仕掛け、テロで対抗しています。
この番組を見て私が思ったのは、あのような作戦の中で、隊員が士気を維持するのは大変だろうということです。
グリーンベレー隊員は、IEDによって仲間が次々と命を落としていく中で、いつ終わるのか、まったく分からない任務を続けなくてはなりません。
交代制で任務を行っているとはいえ、、隊員にとっては終わりの見えない任務であることに変わりはありません。
最終的にはアフガニスタンを経済的に豊かにし、タリバンが国内で孤立するような状態になればよいのですが…今のアフガニスタンの現状では、遠い先の話です。
そうなるまで、グリーンベレーはあの地域で活動を続けるのかもしれません。
ところで、先の衆議院選挙で民主党が圧勝し、次期政権を担当することになりました。
民主党の小沢幹事長の持論は、「アフガニスタンの治安維持任務に自衛隊を派遣する」ことです。
本当に派遣することになれば、陸上自衛隊の特殊作戦群が出動するのでしょうが、間違いなく隊員に死者は出るでしょう。
タリバンとの銃撃戦も想定されます。
このような事態になれば、内閣の支持率低下は免れませんから、鳩山内閣は結局、自衛隊をアフガニスタンに派遣することはできず、インド洋での給油活動を当分の間、継続することになると思います。
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from: Knob Turnerさん
2009/09/08 23:40:09
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「Re:こんばんは、Knob Turnerさん。」
こんばんは
「SBS特殊部隊員」はもちろん読破済みですよ〜
SASに比べて情報の少ないSBSを知るための数少ない良書ですよね!
SASとSBSの軋轢というか対抗意識は…まぁ有名ですね(苦笑)
フォークランド戦争の件は特に、SAS側の友軍誤射によってSBS隊員が亡くなっているので余計になのでしょう。
湾岸戦争時の在クウェート英大使館制圧作戦については、単にSASの手が回らなかっただけだと思います。当時、SASは部隊総出でスカッド狩りに勤しんでましたからね。
2004年にイラクで活動していたSBSチームがイラク共和国防衛隊の大規模な部隊と接敵し、命辛々撤収するという出来事がありました。
この時、彼等はランドローバー等装備類の一部を置き去りにしてきたようで、後にイラク軍兵士が鹵獲したランドローバーに乗ってパレードする様子を現地のテレビで見たSAS隊員達は心底うんざりしたといいます。
これについて、あるSAS隊員は「正直、我々は連中(SBS)の陸戦能力を疑問視している。彼等は確かに水中や水際での活動には熟練しているが、地上で兵役に就いているのと泳いでいるのとでは訳が違う。我々は彼等を兵士ではなく水兵だとみなしている」とのコメントを寄せています。
とは言うものの、そもそもSBSは王立海兵隊からの選抜なので、決して陸戦が不得手なわけでもないはずなんですが…
(ダン・キャムセルの本にもあったと思いますが、英王立海兵隊の戦闘員は全員がコマンドー課程を修了しています)
SASとSBSのイガミ合いには政府や軍上層部も辟易しているようで、少し前に(かなり異例だと思うんですが)女王直々に「いい加減にしろ!」という命令が出たそうです。
まぁさすがの彼等も女王陛下のご命令とならば無碍にもできませんよね(笑)
SBSは近年のアフガン・イラクでも大活躍のようです。と言ってもその大部分は表には出てきませんが。いずれもJSOC系のCJSOTFに組み込まれて活動しているみたいですね。
具体的なネタをいくつか挙げると、CIA要員のMike Spannが亡くなったアフガン・マザリシャリフの刑務所暴動(2001年11月)では、救援要請を受けたグリンベレー/SBSの合同チームが真っ先に駆けつけ、暴動鎮圧に一役買っています。確か、この時の活躍を称えてSBS隊員には米軍の勲章が授与されています(通常、外国軍の勲章を貰えるのは稀なことです)。
また、2006年には同じくアフガンにて、SBSとSRRの合同チームがタリバン部隊と戦闘し、友軍2名が戦死する中、とあるSBS軍曹が勇猛果敢に戦い、残りを救ったことでこの軍曹には戦功勲章が与えられています。
このチームはタリバン幹部に対するスナッチミッション(捕虜捕獲作戦)を成功させた帰り道、敵の待ち伏せに遭ってその場に釘付けとなり、応戦中にSRRの大尉とSBSの軍曹が戦死。そんな中、勲章を受章したSBS軍曹は牽制役を自ら買って出ると、敵部隊へ向けてグレネードを撃ち込める位置へとうまく移動し、すぐさま反撃を開始。これに勇気付けられた残りもそれに便乗し、救援のグルカ兵小隊が到着するまでの間、なんとか持ち堪えたそうです。
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