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from: Knob Turnerさん

2009年10月16日 01時01分36秒

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本のご紹介

こんばんは。今回は最近出た特殊部隊関係の良書をご紹介したいと思います。「アフガン、たった一人の生還」(亜紀書房)著者のMarcusLuttrellは元

こんばんは。
今回は最近出た特殊部隊関係の良書をご紹介したいと思います。

「アフガン、たった一人の生還」(亜紀書房)

著者のMarcus Luttrellは元SEAL隊員で、本書は彼の壮絶な体験の回顧録となっています。

―2005年6月28日 アフガニスタン東部の山岳地帯
Michael Murphy大尉、Matthew Axelson二等兵曹、Danny Dietz二等兵曹、そしてMarcus Luttrell一等兵曹から成る4名のSEAL偵察隊が、とあるタリバン指導者の一人を捕獲または殺害するという任務を帯びて現地に潜入していました。
しかし、不運にもタリバン支持者に発見され、チームは自分達の10倍近くの兵力を持つ大部隊との激しい戦闘になります。必死の応戦も虚しく、Murphy大尉とAxelsonおよびDietz両二等兵曹が相次いで戦死。Luttrell本人も負傷します。
さらに、緊急連絡を受けて現場に直行してきた救援ヘリも撃墜され、搭乗していた全員(SEAL隊員8名と第160特殊作戦航空連隊のパイロットおよび機付長8名)が死亡。
Luttrellは辛くも逃げ仰せ、友好的なアフガン人に匿ってもらいつつ友軍の下まで生還しました。

この出来事では、SEALおよび第160特殊作戦航空連隊のメンバー合わせて19名が短時間で亡くなっており、米軍特殊部隊にとってソマリアでの戦闘(ブラックホークダウン)と並ぶ悲劇になりました。


亡くなったメンバーは以下のとおり(国防総省の公式発表から抜粋)

【SEAL】
Michael P. Murphy大尉(偵察隊、SEAL輸送艇チーム1)
Matthew G. Axelson二等兵曹(偵察隊、SEAL輸送艇チーム1)
Danny P. Dietz二等兵曹(偵察隊、SEAL輸送艇チーム2)
Erik S. Kristensen少佐(救援隊、SEALチーム10)
Michael M. McGreevy, Jr.大尉(救援隊、SEALチーム10)
Daniel R. Healy上級兵曹(救援隊、SEAL輸送艇チーム1)
Jacques J. Fontan兵曹長(救援隊、SEALチーム10)
Jeffery A. Lucas一等兵曹(救援隊、SEALチーム10)
Jeffrey S. Taylor一等兵曹(救援隊、SEALチーム10)
Eric S. Patton二等兵曹(救援隊、SEAL輸送艇チーム1)
James Suh二等兵曹(救援隊、SEAL輸送艇チーム1)

【第160特殊作戦航空連隊】
Stephen C. Reich少佐(航空任務指揮官)
Corey J. Goodnature准尉長(パイロット)
Chris J. Scherkenbach准尉長(パイロット)
James W. Ponder III曹長(機付長)
Marcus V. Muralles一等軍曹(機付長)
Michael L. Russell一等軍曹(機付長)
Shamus O. Goare二等軍曹(機付長)
Kip A. Jacoby軍曹(機付長)


改めて、彼らに合唱…(-人-)

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from: H-2さん

2009年10月18日 18時09分30秒

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「Re:本のご紹介」
こんばんは、knobTurnerさん。
興味深い本なので、今度購入して読んでみます(^_^)。

この本が扱っている作戦については、CS放送のナショナルジオグラフィックチャンネルのドキュメンタリー番組で取り上げられていました。

番組によれば、著者であるMarcus Luttrell氏は最終的に、空軍の予備役隊員で構成された救助隊に救助されたとのことで、救助を担当した関係者達がインタビューに応じていました。

インタビューによれば、当時、この救助隊はSEALS側に全く信用されていなかったようです(^_^;)。

ですが、Marcus Luttrell氏が匿われていた山岳地帯の集落にヘリで強行着陸し、無事救助に成功しています。

また、救助隊のヘリが着陸した場所は、崖から突き出た非常に狭い空き地で、少しでもローターが岸壁に接触すれば、墜落してしまうような場所だったそうです。

Marcus Luttrell氏が参加した作戦については、批評できるほどの知識がないのでコメントを控えますが、救助隊はプロとして見事に任務を達成したと思います。

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