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from: Knob Turnerさん

2010年10月14日 01時58分58秒

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こぼれ話

こんばんは。最近、SEALネタが続いているので一つこぼれ話でも。。。先日、たまたま某国営放送局のニュースを観ていると、ハノイで行われた北沢防衛相とゲー


こんばんは。
最近、SEALネタが続いているので一つこぼれ話でも。。。

先日、たまたま某国営放送局のニュースを観ていると、ハノイで行われた北沢防衛相とゲーツ米国防長官の会談の様子が映っていたんですが、そこでゲーツ長官に随行する海軍将官の軍服にトライデント(海軍特殊戦徽章=BUD/S卒業者に与えられるSEAL隊員の証)が付いているのが目に入りました。
よくよく顔を確認してみると、Joseph D. Kernan海軍中将でした。現在は国防長官付きの上級軍事補佐官を務めていて、なるほど、公務にはほぼ必ず付き添っているわけですね^^

Kernan中将は1977年に海軍兵学校を卒業して任官し、ミサイル巡洋艦の海上戦将校などを経て1981年にBUD/S(SEAL基礎水中破壊工作)訓練課程を修了。その後、UDT-12、SEAL輸送艇チーム、SEALチーム5で小隊長を務め、SEALチーム2司令官、JSOC(統合特殊作戦コマンド)の作戦部長、DEVGRU司令官、U.S.NAVSPECWARCOM(海軍特殊戦コマンド)司令官、海軍第4艦隊司令官などを歴任して現職に就いています。

海軍特殊戦コミュニティは陸空軍に比べると小規模ですが、近年になってSEAL出身の将官(特に中将以上)の人数が増えてきていますね。
U.S.SOCOMがEric Olson海軍大将の体制になってから海軍勢が勢いづいた!?^^


※画像は例のJoseph D. Kernan海軍中将。国防長官付きの上級軍事補佐官というと出世コースの感じがするポストですね。

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from: Knob Turnerさん

2010年11月08日 01時22分06秒

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「Re:こぼれ話」

こんばんは。

> 尖閣問題と民主党
内部にも今回の政府の対応を快く思っていない人物がいるということなんでしょうね。
民主はまぁ…初めから分かっていたことですが、ダメダメですね。
「一度やらせてみた」結果がこのザマです(呆
かといって自民も既に「保守の牙城」とは言い難い部分があるので、毎度選挙の度に入れる政党が無くて困るんですよね^^;

> 「キラーエリート」
良い本ですよ!^^
欲を言えば、今は入手困難かもしれませんが「秘密工作者たち」(落合信彦・翻訳)という本とすり合わせながら読まれることをオススメします。
「秘密工作者たち」は1980年代末に出版された本で、イーグルクロー作戦失敗後からイラン・コントラ事件までレーガン政権下で行われた様々な特殊作戦・秘密工作を詳細に暴露している本です。
そして、おそらく世に出回っている特殊部隊に関する書籍の中で一番最初に「ISA」を取り上げた本でもあります。なので、「キラーエリート」のISA創設や80年代の活動に関する辺りは、この「秘密工作者たち」の内容を基に書かれています。

> ブル・サイモンズ氏
よくご存知ですね、おっしゃるとおりです^^
Dick Meadows少佐や以前ここでの話題に挙げさせて頂いたHenry Shelton大将と並んで、フォートブラッグ基地に彼の銅像が作られるぐらい米特殊部隊界では伝説的な人物です。

ブル・サイモンズ賞(Bull Simons Award)は1990年に制定された栄誉賞で、『特殊作戦将兵としての真の精神・意義・技能を体現した人物』として毎年選ばれた1人に授与されますが、例年の受賞者をみると特殊作戦コミュニティに大きく貢献したと認められる人物であれば特殊作戦経験の有無、軍人・文民、存命・故人問わず対象となっているみたいです^^
初代のBull Simons大佐(当時既に故人)に始まり、“特殊部隊のパトロン”と呼ばれた大富豪のロス・ペロー氏、29代目陸軍参謀総長としてデルタフォース創設をはじめ陸軍特殊作戦能力の再構築に尽力したEdward C. Meyer大将、グリンベレーの生みの親であるAaron Bank大佐、ビル・コーエンおよびサム・ナン両上院議員(両者ともUSSOCOM創設に尽力)、James J. Lindsay大将(元グリンベレーでUSSOCOM初代司令官)、William P. Yarborough中将(ジョン・F・ケネディ大統領に謁見しグリンベレーの地位向上に貢献)、チャーリー・ベックウィズ大佐(言わずと知れたデルタフォースの生みの親^^)、Ernest K. Tabata上級曹長(日系のグリンベレー隊員。破壊工作技術の大ヴェテラン)、Richard A. Scholtes少将(JSOC初代司令官)、Dick Meadows少佐(米特殊作戦界の伝説的人物)、John T. Carney, Jr.空軍大佐(空軍特殊戦術飛行隊の生みの親)などなど、そうそうたる面子が歴代ノミネートされています。

ちなみに、今年の受賞者はEldon A. Bargewell退役陸軍少将です。
Bargewell少将は1967年に下士官兵として陸軍入隊。グリンベレー隊員としてMACV-SOG(在ヴェトナム軍事援助コマンド研究観察グループ)のCCN(北部指揮統制センター)に所属して北ヴェトナムおよびラオスへの秘密越境作戦に従事し、殊勲十字章を受章。
その後、OCS(士官候補生学校)を経て任官し、第2レンジャー大隊および第9歩兵師団で小隊長や中隊長を務めた後、81年にデルタフォース入隊。デルタで小隊長・作戦将校・A戦闘中隊長(湾岸戦争中にスカッドミサイル捜索破壊チームを指揮)・副司令官・司令官、SOCEUR(在欧特殊作戦コマンド)司令官、USSOCOMの作戦計画・政策センター長、NATO軍即応統合タスクフォース司令官、在イラク多国籍軍の作戦担当参謀次長などを歴任し、退役しています。
そして、MACV-SOG隊員として現役軍人を務めた最後の人物でもありました。

> レンジャー殿堂
トム・ハンクス氏は映画「プライベート・ライアン」で第2レンジャー大隊C中隊長のジョン・H・ミラー大尉役を演じたからでしょうね^^
ちなみに、当時実在した第2レンジャー大隊C中隊長はRalph Goranson大尉という人物だそうです。

レンジャー殿堂は毎年複数人選ばれるので大物軍人や有名人が沢山ノミネートされています。
先述したHenry Shelton大将、James J. Lindsay大将、Bull Simons大佐、ベックウィズ大佐、Dick Meadows少佐もそうですし、以前に話題に挙げたDavid L. Grange准将やGlen E. Morrell上級曹長も殿堂入りしています。
他に、パウエル元国務長官(12代目統合参謀本部議長)、David E. Grange, Jr.中将(元グリンベレー。David L. Grange准将の父親。親子2代で殿堂入り!)、Frank D. Merrill少将(メリルズ・マローダーズ隊長)、William O. Darby准将(第2次世界大戦中に英軍コマンドー部隊を参考に第1レンジャー大隊を創設。現代レンジャーの生みの親)、Gary I. Gordon曹長およびRandall D. Shughart一等軍曹(両者ともブラックホークダウンで有名なソマリアで戦死したデルタフォース狙撃手。名誉勲章受章者)なども殿堂入りしています。

また、面白いところでいけばボブ・ケリー上院議員(ヴェトナム戦争に従軍し、SEAL隊員としては初の名誉勲章受章者)、そして時代をさらにさかのぼると、フレンチ・インディアン戦争中に英軍遊撃隊ロジャーズ・レンジャーズを指揮したRobert Rogers少佐や南北戦争中に南軍遊撃隊モズビーズ・レンジャーズを指揮したJohn S. Mosby大佐も名を連ねています^^


※画像はUSSOCOM現司令官Eric Olson海軍大将(中央の白い制服)から賞を受けるEldon A. Bargewell退役陸軍少将(右)です。

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