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from: Knob Turnerさん

2012年01月17日 03時43分17秒

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ご挨拶が遅れました

こんばんは。新年のご挨拶が大幅に遅れましたが、今年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m台湾では総統選が行われ、中国寄りの馬英九氏の続投が決まりまし


こんばんは。
新年のご挨拶が大幅に遅れましたが、今年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m

台湾では総統選が行われ、中国寄りの馬英九氏の続投が決まりましたね。
これまでは親日とされていた台湾ですが、経済的にも大陸側との結びつきを強めつつある現在、今後の動向を注意深く見守る必要がありそうです。

それでは、いくつかニュースを。

◆イスラエル軍が新たに特殊部隊を創設
昨年10月、IDF(イスラエル国防軍)が不安定化しつつあるエジプト国境で活動する特殊部隊の創設を発表しました。
創設を提唱したのは南方司令部のYoav Galant予備役少将で、この新たな部隊は"Rimon Unit"と呼ばれるようになるとのこと。任務は敵対勢力がイスラエル領内で行う攻撃や破壊活動、情報収集の阻止と迎撃だそうです。
Rimon Unitは南方司令部の中でも精鋭と名高いギヴァティ水陸両用歩兵旅団の枠組み内で編成され、志願者は同旅団の特殊偵察中隊Sayeret Givatiと同じ訓練課程に参加する模様です。
人材はIDFの各エリート部隊から招集され、初代司令官のBenny少佐はUnit 669(空軍戦闘捜索救難部隊)やギヴァティ旅団の中隊長経験者、訓練中隊長を務めるYaniv大尉は参謀本部の秘密作戦部隊Sayeret Duvdevan出身、最初の実戦チーム隊長のYonatan中尉はSayeret Shaldag(空軍特殊作戦飛行隊)出身だそうです。

イスラエルといえば、最近、イランの核科学者が暗殺された件でモサドの関与が指摘されていますが、当局は『イランの核科学者が何者かによって殺害されたようだが、我々がそれを悲しむことはないだろう』とどこ吹く風ですね^^;

◆USSOCOMの副司令官が退役
昨年11月14日、USSOCOMの副司令官を務めていたDavid P. Fridovich陸軍中将が37年間の軍人生活を終えて名誉退役しました。
Fridovich中将は1976年に任官し、第172軽歩兵旅団の歩兵小隊長・中隊副官・斥候小隊長・中隊長、第1特殊部隊グループ第3大隊のODA隊長・中隊長・大隊作戦将校、第3特殊部隊グループ第2大隊長、USASOC(陸軍特殊作戦コマンド)の作戦担当参謀長補、在ボスニア合同統合特殊作戦タスクフォース司令官、第1特殊部隊グループ司令官、U.S.PACOM(アメリカ太平洋コマンド)の作戦副部長とSOCPAC(太平洋特殊作戦コマンド)司令官、USSOCOMの特殊作戦センター長などを歴任しています。
退役に際してはUSSOCOMの現司令官であるBill McRaven大将や前司令官のEric Olson退役大将(共にSEAL出身)が『グリンベレー隊員の鑑であり、偉大な武人』とコメントを寄せています。
なお、後任には同じくグリンベレー出身でUSASOC司令官を務めていたJohn F. Mulholland, Jr.中将が指名されています。

◆在メキシコ米大使館にSEAL将校が赴任
現在、麻薬組織の暴走に悩むメキシコの米大使館の駐在武官にSEAL出身のColin J. Kilrain大佐が就任しました。
Kilrain大佐は1985年に任官し、翌年BUD/Sを卒業。SEALチーム3の小隊長、ドイツ海軍KSK(戦闘泳者中隊)への交換派遣、DEVGRU将校、空母USSアイゼンハワーのSEAL任務隊長、国務省テロ対策室の作戦将校、NSWU-4(海軍特殊戦ユニット4)司令官、SEALチーム4司令官、JSOC(統合特殊作戦コマンド)将校、NSWG-2(海軍特殊戦グループ2)司令官、NSC(国家安全保障会議)のテロ対策部長などを務めた特殊作戦および対テロ作戦のプロフェッショナルです。
今後、麻薬組織の暴走がメキシコ当局の手に負えなくなれば(既にその兆候はありますが…)自国への影響を懸念するアメリカによる介入も十分有り得るわけで、そうなった場合は米軍部隊の受け入れ準備や現地での連絡調整役として重要な役割を果たすことになりそうです。

◆グリンベレーのヴェテランが死去
ヴェトナム戦争中のMACV-SOGで活躍し、ソンタイ捕虜収容所奇襲作戦にも参加した特殊部隊のヴェテランで、J・C・ポロックの小説『ミッションMIA』冒頭の謝辞にも登場したKenneth E. McMullin退役最先任上級曹長が昨年のクリスマスに亡くなりました(享年71歳)。
McMullin上級曹長は1940年5月22日にカリフォルニアで生まれ、州兵や予備役の工兵を経て1966年に第7特殊部隊グループの破壊工作特技兵に。
その後、第5特殊部隊グループの工兵下士官と作戦下士官、第46特殊部隊中隊の情報下士官、第6特殊部隊グループの作戦・情報下士官、特殊部隊訓練グループの教官、MACV-SOGでCCC(中部指揮統制センター)所属の偵察チーム隊長、軍事援助研究所(現在のJFK特殊戦センター)の上級教官、第82空挺師団の作戦下士官と作戦主任下士官補、JSOC(統合特殊作戦コマンド)の作戦・訓練下士官、第7特殊部隊グループで第3大隊A中隊のチーム下士官と中隊先任曹長および第1大隊B中隊の中隊先任下士官、第3特殊部隊グループ第2大隊の大隊最先任上級曹長などを務め、1992年11月1日に退役しています。
MACV-SOGでCCCにいた時期が三島軍曹と重なるため、もしかしたら面識があったかもしれません^^

第46特殊部隊中隊というのは聞き慣れないかもしれませんが、この部隊もれっきとしたグリンベレーの一部であり、ヴェトナム戦争中はタイに本拠地を置いてラオスでの秘密反共作戦を行っていました(当時、政治的な理由から米軍兵士は南ヴェトナム国内にしかいないことになっていた)。
なお、第46特殊部隊中隊は1970年代に行われた特殊部隊再編において、現在の第1特殊部隊グループ第3大隊の基幹部隊として吸収合併されました。

◆今年はSEAL創設50周年
今や海軍特殊部隊の代名詞となっている米海軍のSEALsが、今月で創設からちょうど50周年を迎えました。
SEALは当時UDT-21(水中爆破チーム21)の司令官だったWilliam H. Hamilton, Jr.少佐と同じく作戦将校だったRoy H. Boehm大尉が中心となって1962年1月に創設され、1日にSEALチーム1が、8日にSEALチーム2が活動を開始しています。
特にチーム2の初代司令官に任命されたBoehm大尉はかなり豪胆な人物だったようで、ある時上官と共にホワイトハウスを訪れた際にジョン・F・ケネディ大統領に向かって『大統領選で私は閣下に投票しませんでしたが、閣下のために死ぬ覚悟はできています』と言い、それを聞いた大統領が『このような者がもっと必要だ』と感激したという逸話があります。

画像はSEAL創設50周年を記念して^^

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3DOGS H-2

from: 3DOGSさん

2012年01月23日 21時11分45秒

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「Re:ご挨拶が遅れました」
あまり発言しない3DOGSです。
みなさまいつも貴重な情報ありがとうございます。

イスラエル特殊部隊創設の話、興味深いです。

特殊部隊とは直接の関係はありませんが大きなうねりの中での出来事だと思います。
私が中近東アフリカの角に滞在した1995年から始まったイスラエルとエジプトの平和条約施行の時代も変わり始めイスラエルはさらなる安全保障の必要に迫られているという事でしょうか。


昨年の中近東、及びアフリカイスラム圏諸国の民主化運動の波はとどまるところをしらず昨日22日はイエメン大統領が施術のため渡米する等の動きがありました。
25日にはNYに到着する予定だそうですね。

イエメン国内においてもも来月21日の大統領選挙前後が気になるところです。
また同じ1/22日にはカイロ市内でアラブ連盟がシリアのアサド大統領に対し政権委譲の上、二ヶ月以内に新政権を発足せよとこのようなカタチでは初めての声明を発表しています。
当然アサド大統領側は断固拒否の姿勢。

さてイスラエルと台頭するイスラム圏の「中東の盟主」を標榜するエジプトでもやはり今年6月末迄に行われる大統領選前に昨日1/22エジプト人民議会選でムスリム同胞団系の「自由公正党」と第二党に超保守的イスラム教徒の支持する「ヌール党」が議席を確保しています。
ムスリム同胞団は歴史が長くシャリーアにもとずくイスラム国家の建設を標榜しています。
パレスチナで活動するハマースの母体が同じくムスリム同胞団である事を考えるとわかりやすいかもしれません。
またファタハに関連するエジプト国内での動きもあり
その両者の動向が気になるところでもあります。

今回の下院の選挙はイスラエルに不満をもつエジプト国民の総意を表す試金石のようなもので
昨年の両国のスパイ疑惑事件人質交換折衝(通算2回)イラン・グラペル氏等との捕虜交換交渉の動きをみても今後エジプトに残されているとされるイスラエル人の身柄5名の動向が気になるところです。

軍を動かすのは人間ですが、ここ1年の内に遂行された当該地域の民主化に当たっては、一日本人として安定した政権の樹立を望みたいです。


乱文乱筆失礼いたしました。
今年もよろしくお願いいたします。

3DOGS

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