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アルジェリアの事件は１月２３日の時点で日本人７名の死亡が確認されました。
あらためて亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。
突入作戦は欧米の協力を排除してアルジェリア軍が単独で行ったようです。
事件の首謀者であるベルモフタールは隣国のマリに潜伏中とのことで、彼を捜索するため、イギリスが特殊部隊の派遣を検討しているとの事です。
派遣されるのはおそらく陸軍のSASと海軍のSBSでしょう。
また、今回の事件ではアメリカ人の人質も犠牲となっているため、今後アメリカ軍も特殊部隊をマリに派遣する可能性があります。
マリでは現在フランス軍の特殊部隊も活動中ですので、英米仏の特殊部隊が連携してベルベルモフタールを捜索する可能性があり、見つかれば殺害は間違いないでしょう。
アルジェリアでは多くの犠牲者が出ましたが、結果としてマリでのフランス軍の作戦は強化され、反政府武装勢力はいずれ制圧されると思います。
また、今回の事件を受けて日本政府では自衛隊法の改正が検討されているようです。
現在の自衛隊法では「安全が確認された地域」でしか邦人の輸送を行えないため、これを改正してアルジェリアのような状態の地域にも迅速に輸送機を派遣し、邦人を避難させることができる体制になるようです。
改正されれば今後、自衛官にとっては危険を伴う任務が増えるでしょう。
こうした任務の輸送部隊を護衛するために、特殊作戦群の出動も増えるのではないかと思います。