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from: H-2さん

2015年01月10日 08時31分47秒

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フランスにおける一連の事件について

皆様、こんにちは。フランスの新聞社襲撃で犯人が逃走し、人質を取って立て籠っていた事件は、1月9日の午後、憲兵隊の特殊部隊GIGNが突入し、犯人2名を射

皆様、こんにちは。

フランスの新聞社襲撃で犯人が逃走し、人質を取って立て籠っていた事件は、1月9日の午後、憲兵隊の特殊部隊GIGNが突入し、犯人2名を射殺、人質1名を救出しました。
またパリのスーパーに立て籠っていた事件でも同時に突入が行われ、犯人の男を射殺し、人質11名を救出しましたが、突入前に4名の人質が犯人によって殺害されていたとのことです。
スーパーに立て籠っていた男は、女性警察官を殺害し逃走した後、犯行に及んでおり、工場に立て籠っていた犯人2名の解放を要求していたとのことです。
今回の2件の襲撃事件と立て籠りは連動して行われており、これらの容疑者はイエメンに拠点を置く「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」と関わりがあるようです。

一連の事件では現在確認されている限り、警察官を含む17名の方が犠牲になっています。
あらためて犠牲になられた方の御冥福をお祈りします。

今後フランス政府はAQAPを壊滅させるためにアメリカ、イギリス、イエメン政府など連携して、軍事作戦を含めた活動を行うと思われます。
今回の事件で多数の犠牲者が出たことは、テロ組織の見方からすれば「成功」という評価になりますから、今後は第2、第3の犯行に及ぶ可能性があります。
また、AQAPは自らが発行している機関誌で、某大企業の最高責任者を名指しして、殺害リストに挙げているようです。
今後は日本でも民間企業へのテロ対策を、官民が連携して強化する必要があると思います。

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from: じゃさんさん

2015年01月13日 22時19分07秒

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食料品店の方の突入シーンを動画で見ましたが、「特殊部隊」と呼ぶにはちょっとどうなのかな~って感想を持ちました。

 最初に一人が味方の射線を横切りながら(?)突入し、その後は誰も続行せず大勢で入口から中に向けて拳銃を乱射、パニックになって飛び出てきた容疑者を誰もノックダウンさせることができず、至近距離で射撃して止めを差していました。

 もし、この容疑者が爆発物を所持していたら、入口にいた警察官らのほとんどが巻き添えになっていたでしょうし、もし一人が囮になっていた場合は、その混乱に乗じて他のテロリストを取り逃がしてしまっていた可能性もあります。
 また、入口からの警察官の乱射によって人質に被害が生じる可能性もあります。
 もし、飛び出てきた人物がとっさにテロリストか人質か判断できなかったからという事であれば、突入時にテロリストと人質の識別すら出来ていなかったことになります。

 もしかしたら、世界の多くの国の(米国を除く)「特殊部隊」と言われている部隊やその隊員の技量は一般部隊とそれほど変わらず、我々が想像するような高度かつ特殊な技量などは持っていないのではと思いました。

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from: H-2さん

2015年01月16日 20時34分59秒

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こんにちは、じゃさんさん(^_^)。
返信が遅れて申し訳ありません<(_ _)>。
じゃさんさんの投稿はフランス警察の突入時の行動に関する内容でしたので、自分なりに感じた事を書き込みます。
文章がかなり長くなってしまいましたが、御容赦下さい(^_^;)。

スーパーの突入について、突入時の状況が良く分かる動画を掲載します。
この動画の最初の部分は、スーパー出入り口を正面から撮影しています。





この動画を見ると、最初に突入した隊員はスーパーに侵入後、右に移動していますが、後続の隊員がスーパーに入る前に、犯人が小銃を撃ちながら近づいてきたため、後の隊員は遮蔽物(壁)を利用して身を隠しながら応戦しています。ですから「射線を横切った」というよりも、最初の隊員が突入したところで銃撃戦になったという状況です。
また隊員は人質を撃たないように確認しながら、犯人に対して射撃をしているようです。
確かに突入隊員は派手に撃っているように見えますが、犯人は真正面から撃ってきており、かつ人質に当ててはいけないという条件下で応戦していますから、犯人の射殺に時間が掛かったのはやむを得ないと思います。
また、仮に犯人が銃撃を中断したり、後方に下がった場合は、壁の両脇にいた隊員が一斉に突入し、射撃したでしょう。
なお応戦した警察官によって撃たれた人質はいませんでした。
また犯人の人数や所持している武器、特にダイナマイトの数や携行方法に関しては、突入隊員や人質の命にかかわる最優先の情報ですから、突入前に様々な偵察機材を使用して確認していたと思います。
警察官の射撃後、犯人は身を屈めるようにして出入り口に向かって走り、外に出たところで射殺されています。
じゃさんさんの指摘されたように犯人はパニック状態になったか、「もしかしたら逃げられるかも知れない。」と考えて、出口に向かって走ったのでしょう。
飛び出した時も両手を挙げて銃を捨てた訳ではなく、銃を所持していたのですから、警察官に射殺されたのは当然です。

また突入は正面出入り口だけではなく、スーパーの裏口からも同時に行われたようです。裏口は商品搬入口と思われます。
この裏口を爆破し、隊員が突入した様子は以下の動画で確認できます。





この動画の最初の部分で裏口のドアを爆破しています。
ちょうど隊員がスーパーに入っていくところで動画がカットされていますが、突入して行く様子は確認できると思います。
正面の出入り口は自動ドアを手動で開け、シャッターを上昇させた後に突入していますから、時間的には裏口からの突入班が先にスーパーに侵入しています。
おそらく、正面出入り口で犯人と突入班が銃撃戦を行っている間に、人質を保護していたのではないかと思います。
立てこもり事件では、本来ならば説得に時間をかけて相手を疲労させ、犯人の集中力が切れたところで突入するのが最善です。
しかし、今回の立てこもりでは犯人が人質の全員殺害を示唆しており、工場に立てこもっている男2名の解放要求が通らないと犯人が判断すれば、即座に人質が殺される可能性がありました。
このため、フランス政府は早期に突入するよう警察に指示を出しています。
今回の事件で警察は、犯人が礼拝をしている隙を狙って突入しました。
礼拝中であれば、犯人は銃から手を放していたのでしょうが、犯人の意識は明瞭で、立てこもり開始から時間がたっていないため、集中力も途切れていない状態です。
突入には絶好のタイミングとは言いかねますが、今回の事件の場合、早期に突入しなければならなかったため、やむを得なかったのでしょう。
閃光弾を使用し、複数個所から突入したにも関わらず、犯人の反応は早かったのですが、結果的に犯人は射殺され、立てこもり開始時に犯人に殺害された4名の方以外の人質は全員救出されています。
今回の事件を見ても分かりますが、実際の突入がアクション映画や公開訓練のように鮮やかに行われる事は極めてまれです。
大抵は突入に際して様々な制約があったり、想定していなかった状況が発生することが多く、そのような制約や状況に臨機応変に対応して、任務を確実に達成するという事が特殊部隊員の練度だと思います。
特殊部隊の公開訓練では、隊員が次々に部屋に突入して行く様子がよく見られますが、あれは犯人が閃光弾に怯んで動けなくなった状態を想定しています。
戸口で犯人が警察官に向かって銃を撃っているのであれば、その場で壁に身を隠し、遮蔽物を利用して有利な状態で射撃をした方が良いでしょう。
また突入隊員は樹脂製と思われる黒色の防弾盾を所持していましたが、あの盾に至近距離でライフル弾が直撃した場合、完全には止まりません。
ライフル弾を完全に止める盾は、車輪付きのバリケードのような形状で、素早く動かすことは難しいため、今回の事件では突入隊員の後方に配置されています。
結論として、今回の事件でフランスの警察官は臨機応変かつ冷静に対応したと思います。
あの状況を練度の低い隊員が対応していたら、銃を乱射している犯人に向かって行き、死亡するか、撃たれた事に逆上して、人質ごと犯人を射殺した可能性もあります。
今回の立てこもり事件は様々な制約がある中で、フランス警察は適切な対応ができたと思いますが、じゃさんさんの指摘されるような、「一般部隊とそれほど変わらない特殊部隊」というものも存在します。
極端な例で恐縮ですが、2010年にフィリピンで発生したバス乗っ取り事件に関する動画を以下に掲載します。





ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルが制作した事件のドキュメンタリー番組なので、途中でインタビューが入りますが、開始から35分35秒の時点から突入の映像が出てきます。
バスに突入を行っているのはフィリピン国家警察のSWATですが、一見してバスジャック対策の装備が無く、訓練を全く行っていないことが分かります。
この種の事件で突入する際、通常は突入するバスと同型の車両を使って事前に訓練を行うのですが、そのような訓練を行ったようには見えません。
隊員が窓ガラスを何度叩いても割れず、運転席横のドアは隊員が引っ張りますが開かないため、突入できずに膠着状態になってしまい、逆上した犯人が人質を射殺してしまいます。
また突入用の梯子も用意しておらず、当初は肩車で窓から突入しようとしますが、これも失敗します。
その後、警察車両を使って何とか突入しますが、犯人の反撃を受けてすぐに撤退してしまいます。
最期にようやく犯人を射殺しますが、後の捜査により、突入したSWAT隊員が撃った銃により、人質が死亡していたことが判明します。
この事件での対応はあまりにも酷い例なのですが、発展途上国の警察特殊部隊では、犯人を射殺する能力には長けていても、人質を救出するための十分な装備が無く、訓練があまり行われていない部隊というものは確かに存在するようです。
ただし先進国で自動小銃を所持したテロリストが人質を取って立てこもるという事件が発生した場合、事件の対応を誤れば警察幹部の首だけでなく、政権自体が崩壊する可能性がありますから、最新の装備と高度な訓練を受け、冷静な判断能力を持った隊員で編成された最精鋭の部隊が投入されます。

スーパー突入時の映像は見方によっては鮮やかさに欠けるかも知れませんが(^_^;)、既に記載したとおり一連の行動にはいずれも意味があり、今回のフランス警察の対応は適切であったと思います。

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