皆さん、こんばんは。
今年も僅かになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は警視庁特殊部隊（SAT）に配備されている銃について書き込ます。
今年の２月１６日に首都高晴海線でテロ対策訓練が行われました。
この訓練で、SATに「MP5K」が配備されていたのは、皆さんご存知だと思います。
この時、訓練を取材した軍事フォトジャーナリストの菊池雅之氏はカメラでMP5Kを所持したSAT隊員を撮影していました。
この撮影された写真は、軍事誌『コンバットマガジン』２０１８年５月号の６８ページ左下に掲載されています。
よって、この写真を元にMP5Kの特徴を記載します。

１　ハンドガード
フォアグリップ一体型の純正品ではなく、３面レイルハンドガードを装着していました。
また、レイルハンドガード下部にフォアグリップを取り付けていました。

２　トリガーグループ
この訓練で使用されたフルサイズモデルのA5やF型と同様、単発・３点射・連射の機能がある３ラウンドバーストトリガーグループでした。

３　ホロサイト
イオテック社製XPSだと思います。これをレイル付ハイマウントベースに装着していました。

４　ストック
エアガンメーカーの東京マルイ製「MP5RAS」に付いているサイドスイング折りたたみストックと同じです。

５　バレル
通常、MP5Kの銃口は銃本体内部にあります。しかし、この訓練で使用されていたMP5Kは、銃口が本体から伸びていた上に青い箱状のもの(ブランクアダプター？)を取り付けていたので、延伸バレルだと思います。

４と５の特徴から考えると、警視庁SATに配備されているMP5Kは、正確には「MP5K-PDW」だと思います。

以上です。よろしくお願いしますm(_ _)m