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from: シニョレッリさん
2013/02/07 07:30:33
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美術館・教会巡り(93) ラヴェンナ、サン・フランチェスコ聖堂
ラヴェンナのサン・フランチェスコ教会はダンテの葬儀が行われ、彼の墓が付随していることで知られています。勿論、それだけではありませんが・・・・
450年頃にこの地に建てられた教会が起源ですが、9世紀ごろに建て替えられたそうです。1261年、聖フランチェスコに奉献され、サン・フランチェスコ教会と呼ばれるようになりました。
1321年、この教会でダンテの葬儀が行われました。
堂内は様々な変遷を辿って今の三廊式の初期キリスト教会のスタイルとなって、簡素です。
1793年、バロッコ様式の華美な装飾に改装されましたが、1921年バロッコ・スタイルを完全に取り払い、オリジナルの姿に戻されたそうです。その間、1810年、ナポレオン軍の侵攻によって接収され、修道士全員が退去されると共に、教会にあった装飾品や祭壇画などが持ち去られてしまったそうです。
クリプタが有名ですが、この日は行けませんでした。
祭壇画はガスパーレ・サッキの「聖母子と聖人たち」です。
剥離フレスコは14世紀頃に描かれましたが、制作者が不明です。
天井画はアンドレア・バルビアーニの「聖母被昇天」です。
美術ファンにとっての見所はこのぐらいでしょう。兎も角簡素ですが初期キリスト教会の面影が偲べます。
次回はこの聖堂に付随する「ダンテの墓」に触れることにしましょう。
コメント: 全2件
from: cokemomoさん
2013/03/03 01:29:40
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シニョレッリさん、こんばんは。
遅れましたが、お帰りなさいませ。
早速ですが、私もこのサン・フランチェスコ聖堂のクリプタに
入ることができなかったんですー。
金曜日の午前中に行ったのですが、誰もいなくて灯りもなくて、
下に降りられないような感じでした。
いえ、もしかしてズカズカと降りて行って柵を押してみたり、
あるいは跨げば・・・とも思ったのですが。
罰当たりですし、雰囲気に気圧されるようなところもあって、そこまではー。
水に沈んだモザイク画が幻想的、とどなたかのブログで読んだので
拝見したかったのですが。その記事も古いものでしたし、訪ねる相手もおらず
イタリア語も出来ずではいかんともしがたく撤退しました。
またいつか行く機会があれば、と思います。
ローマでのモザイク画がある教会、書き出してくださってありがとう
ございます。たくさんご存知ですね。さすが!
見たもの知っていたもの、少なかったです。こちらもいずれ〜。
こうしてイタリアにはまっていってしまうんですね(^^)
from: シニョレッリさん
2013/03/03 08:03:15
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cokemomoさん
>誰もいなくて灯りもなくて、
下に降りられないような感じでした。
そんな感じですが、降りられることは降りられます。でも、ほら、教会で良く見られるでしょう、赤いロープが階段の途中でトウセンボしているので、まあ、立ち入り禁止と言う訳です。多分、一部が水没しているらしいクリプタなので、教会側が少し危険と判断しているのかも知れません。ただ、照明装置がありますが普通は点けられておらず、殆ど真っ暗状態なので、立ち入りを止めた方が無難と思います。
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