新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

独断と偏見で楽しむイタリア芸術

独断と偏見で楽しむイタリア芸術>掲示板

公開 メンバー数:54人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: シニョレッリさん

    2013年06月02日 14時42分45秒

    icon

    美術館・教会巡り(130) トレヴィーゾ市立サンタ・カテリーナ博物館


    トレヴィーゾ市立ルイージ・バイロ絵画館です。
    5年ほど前でしょうか、建物の修復工事の為、一時休館との案内が出ていましたが、その後、工事は一向に着工されず、建物前は鳥の糞ばかりで、このまま閉館になるかも知れません。この小さな絵画館の殆どの作品は、現在、市立サンタ・カテリーナ博物館で見ることが出来ます。

    サンタ・カテリーナ通りで、この先に博物館があります。

    博物館は旧サンタ・カテリーナ教会、旧サンタ・マリア修道院、それにリナシメント期に建てられた館から成る、複雑な構造をしています。

    サンタ・カテリーナ教会のファサードと修道院です。

    教会の鐘楼はファサード側からは見えないので、教会の裏の道から撮りました。

    サンタ・カテリーナ教会は1346年に創建され、15世紀中頃に完成したゴシック様式の教会です。

    教会は、1998年から博物館の一部として整備されました。

    旧サンタ・マリア修道院ですが、博物館の入り口はこちらの方にあります。

    博物館の入り口です。

    切符売り場を出た所です。

    修道院のキオストロです。

    博物館内部は撮影禁止なので、先ずは私が撮った写真を載せています。

    修道院は綺麗に整備されています。

    修道院回廊の壁の所々にフレスコ画が残っています。

    教会の小さなキオストロです。

    向こうに見えるのが現代抽象画です。

    オブジェも新しいものです。
    この博物館は、トレヴィーゾの地に人が住み始めてから現代までの、古代発掘遺跡から現代絵画・彫刻を含む幅広い展示によってトレヴィーゾの歴史を辿ることが出来るものとなっています。
    作品の紹介は、博物館HPからの作品画像を転載させて頂いて行うことにしましょう。

    トンマーゾ・ダ・モデナの「聖女ウルスラの物語」です。
    制作者不明の「聖女カテリーナの物語」の剥離フレスコの一部です。
    ヤコポ・バッサーノの「磔刑と四聖人」です。

    パリス・ボルドンの「キリストの復活」(1555-57c)です。

    アンティヴェドゥート・グラマティカの「聖女チェチリアと音楽天使たち」(1619c)です。

    トレヴィーゾの画家Ludovico Pozzoseratoの「合奏」(1585c)です。茶系統の独特な色使いが特徴です。

    フランチェスコ・アイエツの「アイエツ家の人たち」(1807)です。

    最後に、作品画像がない作品のうち、傑作・秀作の作品リストを掲げてこの項を終わることにします。
    チーマ・ダ・コネリアーノ:「聖母子」(1500-04c)
    ジョヴァンニ・ベッリーニ:「聖母子」(1475c)
    以上二作品がこの博物館の白眉とも言える傑作だと思います。
    ヤコポ・ダ・ヴァレンツァ:「聖母子」
    ジロラモ・ダ・トレヴィーゾ・イル・ジョヴァーネ:「マギの礼拝」(1520-25c)
    ティツィアーノ:「スペローネ・スペローニの肖像」(1544)
    ロレンツォ・ロット:「ドメニコ会士の肖像」(1526)
    パリス・ボルドン:「聖家族(聖母が豊満過ぎ?)」(1525c)
    パドヴァニーノ:「割礼」(1629)「ご生誕」(1629)
    グイド・レーニ:「マグダラのマリア(帰属)」
    ピア・フランチェスコ・ペッナッキ:「聖母子と洗礼者ヨハネと聖アンドレア」(1505c)
    ジロラモ・ダ・サンタクローチェ:「マギの礼拝」

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 1

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件