このところ、旅は何時も一人旅です。

イタリア好きの妻は、お稽古事の教える方、習う方の両面で忙しく、一か月も留守にしておけないと言って、同行しないことが多くなりました。
気に入った女の人と一緒に行ったらどう？、と妻が勧めてくれますが、もう年ですから、今さら、その辺のところは億劫極まりないので、考慮外です。

大学の親友夫婦とは二回海外旅行をしたことがあります。その親友単独（男性です、念の為）でも私と同じようにヨーロッパ一人旅を重ねています。

好みが似ているので、その親友と、二人だけで旅行しようと言ったりしてますが、彼も私も、それが冗談であることは十分承知しています。
欧米では、男性二人で一つの部屋に泊まることは有り得ないし、例えシングル2部屋の予約であっても受けてくれないホテルがままあるのです。
食事でも、スーツを着ていれば話は別ですが、明らかにビジネス客ではない、仲良しの二人の食事を拒否するレストランも無きにしも非ずなのです。
気の合った友人が他にもいますが、男性同士の旅は欧米では未だタブーでしょうね。
妻が同行しない場合、私の一人旅は必然と言う訳です。