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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年11月12日 09時55分38秒

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    美術館・教会巡り(191) チッタ・ディ・カステッロ、サンタ・マリア・マッジョーレ教会

    チッタ・ディ・カステッロは、ウンブリア州ペルージャ県のコムーネの一つで、ルカ・シニョレッリが活動した街なので、時々訪れています。

    サンタ・マリア門を潜って城壁内に入ると、直ぐ左に教会があります。

    13世紀創建のサンタ・マリア・マッジョーレ教会

    1474年にチッタ・ディ・カステッロを占領したNiccolo Vitelliは、城壁建築に関わる戦略上と資材調達の必要性から、1482年に教会は一旦取り壊されました。

    1474年工事着工、1509年に完成した、再建された後期ゴシック様式の教会がほぼ現在の姿だそうです。1935年から1939年にかけて大規模な修復工事が行われましたが、再建された姿を留めることを重点に工事が行われたそうです。

    後で役に立つので、この類の銘板は写真に撮っておきます。

    教会の横

    小さな鐘楼

    三廊式、ラテン十字形、後期ゴシック様式の内部です。

    右側廊

    左側廊

    後陣にペルジーノと彼の工房によるフレスコ画あったそうですが、殆ど落剝してしまったので、20世紀前半に完全に塗り潰されてしまったそうです。
    これは、現在、主祭壇画となっているフレスコ画で、1950年にAlvaro Sarteanesiによって制作されました。Alvaroの事は全く知りません。

    Alessandro Bruschettiの「キリストの洗礼」(1939)

    Nemo Sarteaneseの「聖エミーディオ」(1953)

    ペルジーノ、又はペルジーノ工房作と推定されている「玉座の聖母子と二聖人」

    16世紀にウンブリアの画家によって描かれたフレスコ画が残っています。

    16世紀のウンブリアの画家による「ピエタ」

    「受胎告知」は17世紀に描かれた無名画家の作品

    一見、古そうに見えますが違います。
    Aldo Rigucciniの「玉座の聖母子と二聖人」(1943)

    こちらの祭壇画もAldo Rigucciniの作品(1943)です。
    盛期ルネサンスのフレスコ画と20世紀の現代的なフレスコ画が混在して、稍アンバランスな空間に少し妙な気がしました。

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