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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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公開 メンバー数:54人

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  • from: シニョレッリさん

    2015年05月03日 14時07分29秒

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    傑作選(83) ピエトロ・ロレンツェッティの「聖母子と聖人たちと受胎告知の多翼祭壇画」

    典雅としか言いようがない「多翼祭壇画」はシエナ派国際ゴシック様式を代表する傑作です。

    この作品です。
    ご覧のように教会の簡素な祭壇を飾ってます。
    何処にあるか? ですって。

    この特徴ある後陣外観を見れば、お分かりでしょうね。

    アレッツォのサンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会です。

    クリプタがあるために、主祭壇と後陣が高くなっており、その高くなったところに多翼祭壇画が置かれています。
    朝日がロマネスク様式の簡素な教会内に差し込んで、この多翼祭壇画がキラキラと光って見えるようになってます。

    この作品の裏側に1320年と記されており、ピエトロ・ロレンツェッティの制作年が分かる最初の作品です。

    祭壇画はやはり教会内で見るべきと痛感させる傑作ですね。

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    nono ぐら姐

コメント: 全2件

from: シニョレッリさん

2015年05月03日 17時52分23秒

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ぐら姐さん、こんにちわ!

コメント、有難うございます。

祭壇画は、元々置かれている教会で見るべきものと思います。

ただ、そうも言っておられない事情が幾つかあるので、美術館などに移されている作品が増えているのです。

先ず第一に、古い作品になればなるほど、絵の具の剥離やら色褪せや、作品が描かれた部材、特に板の虫食いを防止する必要があります。教会内は恒湿恒温ではありませんから、どうしても作品の劣化が避けられません。中でも板に描かれたテンペラ画の維持管理が大変です。
作品の修復が必要となりますが、その費用捻出が出来る教会は限られてしまうようです。

もう一つの問題点は、盗難や作品に対する意図的な破壊行為の防止でしょうね。

大きな美術館では、寄贈などによって保有作品数が増加していますが、実際に展示されている作品数は、それほど増えていません。つまり、美術ファンが普段目にすることが滅多にない、非常設展示作品が増えているのです。

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from: ぐら姐さん

2015年05月03日 15時39分53秒

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シニョレッリさん、

この祭壇画、ロレンツェッティの作品だったのですね!
私、アレッツォで一番好きな教会がここなのです。
昨年5月に滞在しているときにも、夏の旅行のときにもここは訪れ、
この祭壇画の写真も撮っていたのに、作者を知らずにいました。
これからきちんと調べないと。

本当に、1日1作品でいいから、美術館にならんだものではなく、
もともと置かれるべきところに置かれた祭壇画を見たいと思います。
この作品、ここにあってこそ最高に魅力的なのだと感じます。

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