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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2015年07月09日 10時13分43秒

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    美術館・教会巡り(400) キヴァッソ大聖堂


    キヴァッソのチェントロを南北に走るポー通りです。

    通りの北端にあるのがレプブリカ広場です。

    広場の突き当りにあるのがキヴァッソ大聖堂です。

    教会の正式名称はChiesa Collegiata di Santa Maria Assuntaです。キヴァッソはイヴレア司教区の属してます。

    地元の人たちは古くからドゥオーモと呼んでますが、教会の格付けは長い間低いままで、参事会教会になったのは1996年と、ごく最近のことでした。

    15世紀前半、モンフェッラート侯爵によって教会の建設が決定され、1415年に創建され、1487年に完成した後期ゴシック様式の建物です。
    奉献は1429年でした。

    鐘楼は1475年に建てられましたが、その尖塔はナポレオン軍によって1705年に破壊され、20世紀になって漸く修復された、新しいものです。

    この大聖堂の見どころはファサードに施されたテラコッタ装飾です。

    アルプス産の粘土を原料に、1450-1460年に制作されたテラコッタです。

    色が赤っぽい箇所は最近修復されたものです。

    アルプス産の粘土はもろいそうですが、その為、落剝しやすいそうです。

    幾度となく修復が繰り返されたテラコッタ装飾です。

    ポータル上ルネッタに描かれたフレスコ画は一段と劣化が進みました。

    三廊式の内部は、バロック期と19世紀に行われた修復によって、ゴシック、バロック、新古典様式の折衷です。

    右側廊方向

    左側廊方向

    (つづく)

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コメント: 全1件

from: シニョレッリさん

2015年07月10日 09時41分26秒

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美術館・教会巡り(400) キヴァッソ大聖堂 続き

左側廊です。

右側廊

主祭壇です。
19世紀に行われた修復の際、後陣に15世紀に描かれたフレスコ画は全て塗りつぶされました。

デフェンデンテ・フェッラーリの「死せるキリストを嘆く聖人たち」
この大聖堂の見どころの一つです。

18世紀のピエモンテの無名画家による「聖母子と四聖人」

19世紀の修復の際に制作されたものです。制作した画家名が記されてません。

詳細不明

15世紀末に制作されたテラコッタ「嘆き」
この作品は有名です。

詳細不明

16世紀のピエモンテの無名彫刻家の「キリストの洗礼」

オルガンはファサード裏にあります。

主祭壇前から見た入口です。

外に出たら、雨が強く降ってました。

(おわり)

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