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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2015年08月18日 09時54分22秒

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    美術館・教会巡り(412) カステルフィオレンティーノ、サンティ・イッポリート・エ・ビアージョ教区教会


    教会は、町を見下ろす丘の上にあります。

    ニャーゴは、教会と無関係です。
    人間と違って、イタリアのニャーゴは日本の猫チャンたちと変わらない顔つきをしてますね。

    坂を上ってきて見えたカステルフィオレンティーノの町です。

    教会はVia Sant'Ippolitoにあります。

    見上げると教会がありました。

    カステルフィオレンティーノは、その名称の通り、城が基本になって栄えた町です。その城内に建てられた礼拝堂が教会の前身です。

    Pieveとは教区教会という意味です。

    教会の横に廃墟となった城の一部が残されてます。

    少しでも修復されたら良いのに、と思います。

    城内の小さな礼拝堂は教会に拡張されることになり、1195年から1204年に建てられたロマネスク様式の建物がほぼ現在の姿に近いとされてます。

    実は、1739年から1743年に教会の姿はバロック様式に改造されましたが、20世紀になると元の姿に戻したいとの声が信者間で高まったので、1936年にバロック様式の排除とロマネスク様式への回帰を目指した大修復工事が行われ、ほぼ元の姿に戻されました。それが現在の教会の姿という訳です。

    入口扉上のルネッタに描かれたフレスコ画「聖母子と2聖人」は太陽と風雨に晒されて良く見えません。
    1202年、教区教会となりました。
    現在、この教会はフィレンツェ大司教区に属してますが、創設当時はエルザ司教区の司祭が所属していたそうです。

    開いていたので拝観することにしました。

    洗礼式の真っ最中でした。
    単廊式、ロマネスク様式の内部です。

    洗礼式が終わるのを待って拝観しました。
    後陣の磔刑像は、14世紀に制作された木製のものです。

    木組みの天井

    中は、殆ど装飾が施されておらず、スッキリした感じがします。少し派手な感じを与えるのは、これだけでした。

    1429年に描かれたフレスコ画が残されてます。

    「聖ピエトロ」

    「聖イッポリート」

    見どころは、この「聖母子」です。

    一応、チマブーエの帰属作品とされてます。
    「一応」と書いたのは、修復のされ過ぎで古さが全く認められないからです。

    扉をもう直ぐ閉めるを言われました。

    外に出たら、先ほどの洗礼式の人々がまだ残ってました。扉は閉まってますね。

    洗礼式が面白かった教会でした。

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