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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2016年06月18日 13時26分32秒

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    美術館・教会巡り(470) リヴォルノ、サンタ・カテリーナ教会


    ドメニコ会のサンタ・カテリーナ教会です。

    17世紀末から18世紀中ごろまでトスカーナ地方を中心に活動した建築家ジョヴァンニ・デル・ファンタジア(フィレンツェ1670‐リヴォルノ1743)の設計によって、1720年創建、1753年に完成したバロック様式の教会です。奉献は1753年に行われました。

    ファサードは未完成です。

    ほぼ四角形の外壁の上に高さ63m、八角形のクーポラが乗ってます。

    遠くからしか見えない鐘楼は、ローマ、ナポリで活躍した18世紀の建築家フェルディナンド・フーガ(フィレンツェ1699‐ナポリ1782)によって設計されました。

    内部は八角形で、その上に八角形のクーポラがあります。

    八角形の先に祭壇と7つの礼拝堂が設けられてます。

    バロック様式なので装飾が多いようです。

    クーポラのフレスコ画は、チェーザレ・マッフェイ(シエナ1805生まれ‐1876年頃死去したようだがその場所を含めて詳細不明)によって1855‐58年に制作されました。

    マッフェイのフレスコ画のうちの「聖母戴冠」

    主祭壇

    主祭壇画はジョルジョ・ヴァザーリの「聖母戴冠」(1571)です。
    ヴァザーリの作品は教会の完成よりも180年も前に制作されたものです。それにも拘らず、この教会の主祭壇画になった理由や、その間何処に作品があったのか、その辺の詳しい経緯が不明です。

    詳細不明の「聖母子」

    「ロザリオの聖母」も詳細不明です。

    見るに値するのは、ヴァザーリの作品とクーポラのフレスコ画でしょうか。

    リヴォルノはイタリア海軍の基地が置かれていたので、第二次世界大戦で爆撃によって徹底的に破壊されました。その結果、古い貴重な祭壇画やフレスコ画は殆ど残されていません。

    祭壇前から見た入口です。

    教会の横に運河が走ってます。
    (おわり)

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