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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2016年07月13日 10時35分17秒

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    町歩き(123) カラヴァッジョ(再訪)


    ミラノ中央駅発の列車がトレヴィーリオ駅に到着しました。
    カラヴァッジョは、人口約1万6千人のロンバルディア州ベルガモ県にあるコムーネです。
    画家ミケランジェロ・メリージ通称カラヴァッジョが幼少期を過ごし、画家自らカラヴァッジョと名乗っていた所縁の町として有名です。

    トレヴィーリオ駅でクレモナ行の列車に乗り換えます。
    カラヴァッジョ、トレヴィーリオで泊まることを考えて検討しましたが、適当な宿泊施設が無いのでミラノからの日帰り遠足になりました。

    クレモナ行列車の車窓から見た景色です。

    遠く教会のクーポラが見えてきました。

    乗車僅か5,6分でカラヴァッジョ駅に到着しました。

    乗降客がそれなりにいます。実は、この町は画家カラヴァッジョが幼少期を過ごしたと言うことよりも、これから訪れる聖母の聖域聖堂の巡礼地として有名なのです。

    無人駅です。

    チェントロとは逆方向に、先ず聖堂に向かいました。

    駅から伸びる真っ直ぐな道の先に聖堂が見えてきました。

    真っ直ぐな道に交差する道です。

    道の左右は畑です。

    歩道の横に小川が流れてます。

    聖母の聖域聖堂です。

    到着しました。
    1432年5月、この地で一人の農婦の前に聖母が顕現しましたが、それ以来、この地は聖母信仰の巡礼地になったのです。

    聖母が顕現した地に泉が湧き、その上に聖堂が建てられました。泉は地下を通って、写真手前の場所で地上に顔を出します。

    聖母信仰の象徴です。

    (つづく)

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コメント: 全4件

from: シニョレッリさん

2016年07月21日 16時33分19秒

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町歩き(123) カラヴァッジョ (その5 最終回)

サン・フェルモ広場に面した古い建物です。画家カラヴァッジョがこの町で過ごした時にあった建物です。

カラヴァッジョの肖像画が掲げられている建物があるとの事なので、それを探しに行きました。

その建物の住所が分からないで、感を頼りに適当に歩きながら探しました。

町外れの四つ角の建物にカラヴァッジョの肖像画らしきものが!

意外にも簡単に見つかりました。建物はどうやら空家のようでした。この建物にカラヴァッジョの肖像画がある理由は不明です。

この四つ角は車の往来が激しく、しかもかなりスピードで走る車ばかりで危険なので、肖像画の写真を撮るのに難儀しました。

この町に来た目的を一応果たしたので、後は適当にぶらぶら歩きです。

何処に行っても聖堂の鐘楼が目につきます。

お腹が空いたので、食べる所を探しました。

所が食堂が見つからない。

町役場近くに行けば、食堂があった筈・・・・

結局ローマ門を潜って、もう一度チェントロに入り、ガリバルディ広場のバールで簡単な昼食を食べました。

見どころがこれ以上なさそうなので、列車の時刻に合わせて駅に向かいました。

元来た道を戻りました。

途中に公園がありました。

カラヴァッジョ博物館がオープンしたら、もう一度、この町に来るかもしれません。

カラヴァッジョの熱心なファンであっても、この町を訪れる人は殆どいないとの事です。

(おわり)

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from: シニョレッリさん

2016年07月19日 15時51分52秒

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町歩き(123) カラヴァッジョ (その4)

画家カラヴァッジョがこの町に住んでいた440年前から今に至るまで、町の佇まいは殆ど変っていないと言われてます。
ローマ通りを左折して町役場に向かいました。

画家カラヴァッジョがこの町に住んでいた住居やどのように暮らしていたのか、エピソードなどは何一つ分かっていないようです。

町の中心ガリバルディ広場です。

Palazzo Comunale、町役場です。

画家カラヴァッジョが何故画家を志すようになったのか、については全く分かってません。しかし、この町で過ごしたことによって、画家になる道を選んだのは確かでしょう。

次は聖堂です。

サンティ・フェルモ・エ・ルスティコ聖堂です。

拝観しました。

この聖堂には傑作とは言えないものの、秀作と言うべき作品が数点あるので、少年のカラヴァッジョはそれらを見て啓発されたのではないでしょうか。

聖堂前の広場です。

(つづく)

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from: シニョレッリさん

2016年07月17日 16時01分41秒

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町歩き(123) カラヴァッジョ (その3)

駅からローマ門の間にスーパーマーケットがあります。以前はなかった筈ですから、1,2年前に出来たのでしょう。

チェントロの入り口に立つローマ門です。

画家カラヴァッジョの父は、この地カラヴァッジョの領主でミラノの侯爵フランチェスコ・スフォルツァに仕える執事でした。
画家カラヴァッジョが6歳だった1577年、ミラノでペストが大流行したので、ペスト禍を逃れるために一家そろってカラヴァッジョに移住したのです。(画家カラヴァッジョは1571年ミラノ生まれ)

門の手前に小川が流れてます。

ローマ門を潜って旧市街に入りました。

直ぐにサンティ・フェルモ・エ・ルスティコ聖堂の鐘楼が見えました。あの教会がチェントロの中心です。

旧市街の方から見たローマ門です。

折角移住したにも拘らず、1577年に画家カラヴァッジョの父と祖父はペストに罹患して、同年10月に亡くなってしまいました。

突き当りを右に進めば町の中心に行けます。

チェントロの町並み

(つづく)

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from: シニョレッリさん

2016年07月14日 10時30分45秒

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町歩き(123) カラヴァッジョ (その2)

聖堂内は巡礼者で賑わっていました。

画家のカラヴァッジョも見たと伝えられる「農婦の前に顕現した聖母」です。

拝観しました。「農婦の前に顕現した聖母」は祭壇の後ろ、後陣にあります。

聖堂の建物の外に設けられた回廊です。
このようなモザイクが回廊の壁に沿って沢山置かれてます。

「ご訪問」のモザイク

聖堂を後にしてチェントロに向かいました。

FSの線路を越えます。

チェントロに向かう途中の。道の右側に教会があります。

サン・ベルナルディーノ教会です。

ファサードのルネッタ上に描かれたフレスコ画です。

教会の扉は閉まっていましたが、修道院の入り口が開いていました。

修道院です。
教会の方は今でも現役ですが、併設の修道院は閉鎖され、現在はカラヴァッジョ当局の所有となってます。

旧修道院の3分の1が図書館として利用されてます。

キオストロの向こうの建物は博物館です。

この町は海や船とは特に関係が無いと思うのですが・・・・
土曜日だけの開館なので、未だ入館したことがありません。

修道院回廊の壁にフレスコ画が一部残されてます。




回廊の、写真右の部屋にカラヴァッジョ(画家の)博物館設置の計画があるそうです。

カラヴァッジョの肖像画があるので、辛うじて博物館設置予定の場所が分かります。

写真奥の建物は警察署です。

旧修道院の建物を図書館、博物館。警察署として多目的に有効利用しています。

こちらが警察署の入り口です。


(つづく)

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