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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2016年07月21日 10時18分02秒

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    美術館・教会巡り(478) ヴィテルボ、サン・マルコ教会

    城っぽい建物がヴェルディ劇場です。城壁内の北にあるヴェルディ広場です。

    ヴェルディ広場の奥まった所に小さな教会がありますが、これがサン・マルコ教会です。

    この辺は12世紀後半になるまで、ヴィテルボ最古の城壁の外にあり、農地でした。城壁外に住んでいた農民たちによって建てられた小さな祠がこの教会の起源です。

    12世紀後半、最古の城壁を取り壊して、市域の拡大が行われ、この場所は新しく築かれた城壁内に組み込まれました。
    それを機に、古い祠を取り壊して、その上に教会が建設されましたが、それが今のサン・マルコ教会です。

    1198年12月1日、15人の枢機卿を従えた、時の教皇インノチェンツォ3世が奉献式を執り行いました。

    小さな教会ですが、ヴィテルボでも由緒ある重要な教会の一つとされています。
    建物が少し新しく見えますが、第二次世界大戦中に爆撃によって崩壊した建物の石を拾い集めて元の姿に忠実に再建されたものの、元の姿の古さを出すには至らなかったせいです。

    単廊式、後期ロマネスク様式の内部です。

    切妻式の木組みの天井

    左側壁

    左右の側壁に4つのフレスコ画があったそうですが、第二次世界大戦の爆撃によって崩れ落ちてしまいました。

    僅かに残る「聖母子」は、アントニオ・デル・マッサーロ・ダ・ヴィテルボ通称イル・パストゥーラ(ヴィテルボ1450c‐1516)によって描かれたそうです。
    アントニオは、15世紀後半から16世紀第1四半世紀にローマ、ヴィテルボ、オルヴィエート、タルクイニアなどで活動した画家です。数多くの作品が現存しています。

    この祭壇画は重要とされてます。

    ジョヴァン・フランチェスコ・ダヴァランツァラーノ通称イル・ファンタスティコの「玉座の聖母子と聖マルコと聖ベルナルド」(1511)

    後陣のフレスコ画「永遠なる父と聖ピエトロと聖パオロ」も有名です。近年、修復されました。

    フランチェスコ・ダントニオ通称イル・バッレッタの作品(1441)

    祭壇前から見た出入口方向です。

    外に出ました。

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