「Re:「解」があるかどうか」
今現在、宇宙に逃げ出したくなるほどのいがみ合いやら衝突が地球上にあるかといえば、そんなことは全然無いと思いますね。
あなたは、「どの民族・国家もそれぞれの「イスラエル」をそこに作ることができる」と言いますが、彼らがイスラエルを作ったのは、そこにエルサレムがあったからです。
私は彼らがエルサレムを捨てて宇宙に行くとは思えないし、ムスリムがメッカを捨てて宇宙に行くとも思えない。
ましてやエルサレムを捨てたイスラエル国民が宇宙に行って「満足のいく世界を持て」るとは思えませんね。彼らはそんな選択はしないでしょう。
また「戦争は別の手段をもってする政治の延長である」とは全くその通りだと思いますが、「人間が２人いればそこにはもう政治ある」という言葉もあります。政治があれば当然その延長として戦争があり得るわけです。
なぜ考えの同じ者がそれぞれバラバラに共同生活をするからといって、争い事が生まれないのかが私にはよく理解できませんね。
今の地球環境や歴史によって争い事が生じているならば、宇宙に行けば、新たな環境を起因とした新たな争いの火種ができることは、ちょっと想像力を働かせば分かる事だと思いますがね。

「あれ? 言ってるかな ?」
【 訂正、かな? 】

> コストが低くすむ、とは言っていません。宇宙へいくほうが
>現実的であるとは言っていますが。

と言ってしまったけれども、下記のようなことは言っていますねぇ。

>私は、逆にそのほうが非現実的であり、そのコストも宇宙開発
>よりもはるかに膨大なものになるのではないか、と思うのです。

ここでいうコスト云々は、「８９」で述べた「解」があるかないかも分らない地球案との比較ですので、「どうとでも言える」ものだということですけど。

「「解」があるかどうか」
「なぜ宇宙にいったほうがコストが低くすむのか？なぜ宇宙にいったほうが争い事が少なくなるのか？」具体的な根拠を示してもらわないと、全く説得力が無いですね。少なくとも、今現在、５人足らずの人間を宇宙に運ぶのにも何百億もかかるのに、５０億以上の人間を宇宙に運ぶのに一体いくらかかるんでしょうね。

さらには、なぜ宇宙に行けば争い事が少なくなるのか全く理解出来ないんですが、よかったら根拠を聞かせてください。

【とのことですが。。。以下ＲＥＳ】

コストが低くすむ、とは言っていません。宇宙へいくほうが現実的であるとは言っていますが。具体的な根拠は、ということですが、そもそもこのような膨大な事象について具体的な根拠などというものは誰にも示すことはできないでしょう。貴方のいう「地球環境の改善に使ったほうが現実的」というのだって、貴方の思い込みであって、具体的な根拠がある訳ではないでしょう?あれば、私に対して質問するまでもなく、宇宙案では何兆ドル、地球環境改善案では何兆ドル、だからこっちが現実的だ、と言えるはずです。

なんとなく、宇宙に人を運ぶのは多額な金がかかるから、地球案のほうが安いはずだ、と思っているだけでしょう?

宇宙案のほが現実的であるという理由は、すでに述べていると思うのですが、もういちど述べておきます。

要するに、人間同士の地域や歴史からくる感情的な対立や争いというものがもたらす弊害、これを解決することは、貴方が考えているほど簡単なものではない、ということです。何兆ドル積もうが、何百年かけようが解決しない問題であるかもしれない。

これに対して、宇宙に移民するという案は、いかに巨額の金と時間がかかったとしても、その条件さえ揃えることができれば実現可能なものです。

数学的な考え方で言えば、前者には「解」があるかどうか分かっていないが、後者には「解」があることが分かっている、ということです。言い換えれば、「具体的な根拠」を誰も示すことができないのは、前者に「解」があるかどうか分らないから比較のしようがないのだ、ということでもあります。もしかしたら地球案は宇宙案よりはるかに膨大な金額を必要とするかもしれないし、タダでできるのかもしれない。だが「解」があるのかないのかさえ分らない現状では、どうとでも言えるし、なんにも言えないのです。

宇宙に人工の世界を作ることができれば、どの民族・国家もそれぞれの「イスラエル」をそこに作ることができる。富も幸福も、コロニーの運営だけで達成できるのであって、他国と資源を争うこともないし、反目する相手と一緒に住む必要もない。ゆえに、争いは激減するでありましょう。戦争とは、別の手段を以てする政治の延長である。政治的にすべての国が民族が満足のいく世界を持てれば、戦争に訴える必要はなくなります。このことが、理解できませんか?

コストの問題ですが、技術の発達と、利用者の増加はコストを大幅に引き下げる効果を持っています。このことは身の回りの電化製品をみても、また三十年前と今の海外旅行の値段を考えても分ることです。それはまた、加速度をもって変化するものでもあります。

インターネット利用者が百万人に達するまで、何年かかったか。そこから一千万人に達するまではあっと言う間であった。技術は進歩するものです。政治を考える者は、理科系的な概念と文科系的な考えを融合させて未来を想う態度を身につける必要があります。

「Re:現実的でしょうか?」
さらには、なぜ宇宙に行けば争い事が少なくなるのか全く理解出来ないんですが、よかったら根拠を聞かせてください。

「Re:現実的でしょうか?」
なぜ宇宙にいったほうがコストが低くすむのか？
なぜ宇宙にいったほうが争い事が少なくなるのか？
具体的な根拠を示してもらわないと、全く説得力が無いですね。
少なくとも、今現在、５人足らずの人間を宇宙に運ぶのにも何百億もかかるのに、５０億以上の人間を宇宙に運ぶのに一体いくらかかるんでしょうね。

「現実的でしょうか?」


【Ⅰ】

「宇宙開発にかかる莫大なコストを考えれば、それを地球環境の改善に使った方がより現実的でしょう」

とのことですが、私は、逆にそのほうが非現実的であり、そのコストも宇宙開発よりもはるかに膨大なものになるのではないか、と思うのです。

安価で豊富な化石燃料がある限り、環境に配慮していくことは難しいし、途上国は豊かになる為に、いま以上の燃料消費を要求する。中国の経済力がいまだ韓国にも及ばない状態であるのに、すでに多くの環境問題が起きていることからも、この方法の実現が困難であることは明白であると思う。

宇宙に住むことは、誰であれ完結した空間での環境管理を要求されることになるので、自然にこの問題も収束するのだが。

【Ⅱ】

「 どこに行っても人間は人間です。宇宙に行ったって新たな争いの火種は必ず生まれますよ」

とのことですが、それはそのとおりでしょう。けれども、あきらかに争いの火種の多くが消滅することになる。なくなりはしないが、減るのであれば、それは大きな進歩だろう。

【Ⅲ】

「全ての人間が争いもなく平和に暮らすユートピアみたいなのは、逆にちょっと気持ち悪くて嫌ですね」

とのことですが、えっ、好戦家なのですか?

「戦争は別の手段をもってする政治の延長である」というあまりに有名な文句にあるとおり、政治ですべて解決するならば、戦争はなくなる。ビスマルクは戦争によってドイツを統一したが、ドイツ統一後のヨーロッパの平和はビスマルクの政治手腕によって保たれた。気味悪いことではなく、英知が無道に勝利しただけのこと。しかし安心して良い。かならず人知はほころびる時を持つ。そのとき争いは起こるだろうから。

【Ⅳ】

「地球上の争いが絶える事は無いでしょうが、私はそんな事で人間に絶望したりはしません」

とのことですが、絶望しないのはいいけれども、争いを減らすことのできる方法があるのに、それを実行することに消極的であるというのでは、それは争いに加担していることに等しいのではないでしょうか。

「Re:地縁がらみの紛争から開放されるから」
宇宙開発にかかる莫大なコストを考えれば、それを地球環境の改善に使った方がより現実的でしょう。
どこに行っても人間は人間です。宇宙に行ったって新たな争いの火種は必ず生まれますよ。
全ての人間が争いもなく平和に暮らすユートピアみたいなのは、逆にちょっと気持ち悪くて嫌ですね。
地球上の争いが絶える事は無いでしょうが、私はそんな事で人間に絶望したりはしません。

「地縁がらみの紛争から開放されるから」
> そもそも何故宇宙に行けば、イザコザが無くなるのかが、全く分からないんですが…。
> 私は今の平和な日本で十分満足ですね。

宇宙にコロニーを作るということは、無限に多くの「世界」を作ることができるというこです。地上の紛争の多くは、限られた土地・資源・制度を巡って起こる。

すきなだけ「世界」を創造して、住みたいように住めるのであれば紛争など起こりようがない。金持ちケンカせず、というやつですな。

日本国内の問題にしても同じことで、コロニーに広大な土地を創造できるのであれば、住宅問題は解決するし、食料自給率も向上する。さらんは、太陽光線のエネルギーですべてを賄えるので、資源問題もなくなる。

ということで、建設費用が安くなれば、やらない手はない。

また、人間は地球環境に負荷を与えすぎている。一億人の日本人がこれほど高度な文明生活をすることによる自然破壊は恐ろしいほどの規模であろう。あなたの満足している生活は、確実に地球環境を悪化させているのですよ。

「Re:くだらないかどうか」
そもそも何故宇宙に行けば、イザコザが無くなるのかが、全く分からないんですが…。
私は今の平和な日本で十分満足ですね。

「くだらないかどうか」
> そんなに行きたきゃ一人で行ったらいいじゃないですか。
> くだらない事に私達の納めた税金を使われてはたまりません。

えぇ〜、くだらないかどうかを決めるのは国民の皆様であります。私ひとりでも、貴方ひとりでもない。税金は多数の国民が承認したことに対して使われるのであって、貴方がくだらないと思っていることにでも使われる場合があるのです。

多数の国民がやろうと言えば、それが現実になるのであります。そして、技術の進歩は、「やろう」派を増やし続けるだろう。未来へ行くほど技術的・経済的に容易になるからです。

逆に、地上にあっては、民族紛争・宗教対立、国民感情の衝突といった問題が、未来においても解決されず、むしろ技術の進歩のよってより大きな問題になっていくでしょう。ジェット機を使ったテロなどはその良い例です。遠くない将来、核兵器を鞄に詰めたテロリストが街を歩いているかもしれない。また、国力を持った国は、それまで隠してきた野心を覗かせ、争いの目となるだろう。ちょうど、今の中国のように。

地上を這いずり回って国際平和を叫ぶよりも、宇宙にそれぞれの理想郷を創造するほうが、かえって現実的だと言える。人の心を通じ合わせることは、どんなに科学が進歩しても不可能かもしれないが、宇宙に住むことは科学技術が一定の水準に到達しさえすれば必ず可能になることだから。

地上の平和は計算できないが、天上の平和は計算で実現できる。

「Re:♪こんな地球にゃ住みあきたと猫が言い出せば♫」
２０年くらい前のＳＦマンガにそんなのがありましたね。
思い出したら書きます。確か２１世紀前にコロニーができて
いたな。

まあ、宇宙開拓とか宇宙移民とか、そんなとてつもない計画
は、よほど切羽つまらないかぎり着手されないでしょうが…。

「Re:宇宙エレベーター」
そんなに行きたきゃ一人で行ったらいいじゃないですか。
くだらない事に私達の納めた税金を使われてはたまりません。

「宇宙エレベーター」

この前の新聞に、宇宙エレベーターのことが載っていた。10万キロメートルのケーブルを宇宙まで伸ばして、エエベーターで宇宙に行くのだそうな。

ただ、この記事の10万㎞というのは、たぶん間違いで、10万メートルが正しいはずだ。宇宙までは100km、つまり10万mなので。10万kmだと、月までの三分の一の距離になってしまう。いくらなんでもそんなには要らないだろう。もっとも、月までケーブルを伸ばすというのであれば、話は別だが。

ケーブルでなくとも、タワー形式でもいいのではないだろうか。高さ10kmのタワーを作り、内部にリニアモーターの加速器を付ける。６Ｇで打ち出せば、６０kmの高さまで無動力で到達する。宇宙までは一噴射でＯＫだ。貨物なら10Ｇで打てるので、その必要もない。

沖ノ鳥島に半径１０kmの人工島と連絡用大型飛行場を作り、そこにこのタワーを建てよう。ここから宇宙移民を始めるのだ。

「♪こんな地球にゃ住みあきたと猫が言い出せば♫」
【いい加減、うんざりだ】

北朝鮮だの韓国だの中国だのの反日教育も、アメリカの独善も、ロシアのスターリン的独裁も、イラクの混乱も、イスラム・テロの独善も、いいかげんうんざりだ。

こんな地球にゃ未練はあるまい。日本人はみんなして、宇宙に移民しようではないか。スペースコロニーを築き、自給自足の生活圏を宇宙に作ろう。どうせ、地球での暮らしもいつかは終わる。太陽の膨張によって飲み込まれるよりも先に、たとえば台風の風速が百㎞を超えるのが普通という時代がくれば、相当に住みにくくなる。地球上の生物の滅亡は、案外早く来るように思える。

いつかは、宇宙に移民せねばならないのである。ならば先手必勝。いまから始めよう。

「宇宙開発は、究極の北朝鮮対策」
【核ミサイルが届かない】

北朝鮮の核ミサイルを完全に防ぐ手立てとしても、宇宙開発は有効である。といっても、偵察衛星とか、そういうレベルのことではない。日本人はみんなで宇宙に移民してしまうのである。

北朝鮮の技術では、宇宙まで核ミサイルを飛ばせまい。こちらの迎撃も天上からならやりやすい。報復攻撃がしたいのであれば、やりたい放題。なんなら、小惑星のひとつも落してやってもいい。他国にも被害が出るが。