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  • from: 一久さん

    2006年01月01日 20時29分10秒

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    空想的社会主義

    【空想的社会主義】

     マルクスが、ロバート・オーウェンらの社会主義を「空想的社会主義」と呼んだのは、彼らの社会主義が生産力の増大等の経済的条件を満たしていないから、というのがその理由であった。

     経済的条件が整って後、初めて社会主義は可能となる。それを前提に考えているからマルクス達は科学的社会主義であると自分達を定義したのであった。

     ということは、マルクス以後に登場した現実の社会主義国もまた、経済的条件が整っていないところに建設されたのであるから、オーウェンらのものと同様に、それは空想的社会主義だといわねばならない。

     非常に単純な結論となってしまったが、以上のことから、ソ連も中共も、その他すべての社会主義国も、空想的社会主義国でしかない、ということである。

     オーウェンの社会主義コロニーは、資本家オーウェンの慈善と理想によって作られ、現実によって儚く破綻した。それゆえに空想的であったと認識しやすい。

     ところが、レーニン・毛沢東流の社会主義は、労働者の怨嗟と暴力によって作られ、現実の国家として支配体制を確立したがゆえに、空想的社会主義であったという認識を人々は持ちがたい。現実に政権が存在している限り、それが死者の皮を被った別人であっても、人はその実在を信じてしまいやすいからである。

     しかし、少しばかりの知性を働かせれば、レーニン流もまた、空想的社会主義に過ぎないということが明白になる。オーウェンのそれは潔く昇天したが、レーニンのそれはゾンビとなって国内外の人々を喰らいつくすのであるから、こちらのほうが数段、たちが悪い。

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