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  • from: 一久さん

    2006年04月08日 20時57分35秒

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    小沢民主党は砂上の楼閣

    【うまうまと自民の戦略に掛かった民主党】

     昔、秦が趙を攻めたとき、趙の宿将・廉頗の前に、戦線は膠着を余儀なくされた。困った秦国は、謀略をもって廉頗将軍を交代させることを目論んだ。「秦が決戦を挑まないのは、廉頗を倒せば趙括がでて来る。秦は趙括の軍事的天才を恐れているのだ」という噂を趙国内に流すという方法によってである。

     趙括とは、かつて秦と決戦して大打撃を与えた趙の名将・趙奢の息子である。趙括は名将である父と何度も図上演習で戦い、常に父を打ち負かした。そのことから、国内外にその天才ぶりは知れ渡っていた。(この時期には、すでに趙奢は亡くなっている)

     廉頗がなかなか決戦を行なわないことに苛立っていた趙の政府は、この噂にのせられて実践経験の無いに等しい趙括を指揮官に据え、廉頗を解任する。結果、趙は大敗し、以後、秦に対して無力となる。秦による天下統一の大きな足掛かりとなる戦いであった。

    【小沢氏と趙括は同じ】

     自民党が、小沢氏を嫌がってみせるのは、秦が趙括を恐れてみせたのと同じことである。

     民主党は、その謀略に簡単に引っ掛かってしまった。自民党にとって小沢氏は決して手ごわい相手などではない。前原氏よりもずっと与し易い相手である。たとえば、靖国参拝問題ひとつとっても、小沢氏は非常に危うい常態にあることが解るだろう。政権をとり、総理大臣になったら小沢氏は参拝するのかどうか問うてみればいい。

     「参拝しない」と答えたら、前原氏と同じだとみなされよう。「参拝する」と答えたら、党内左派が離反するだろう。「仮定の問題には答えられない」と答弁すれば、優柔不断と言われよう。どのように答えても、小沢氏は簡単に窮地に追い込まれるのである。靖国問題一本で、小沢氏を政治的に殺すことができるのである。

    【小沢氏の真意】

     小沢氏自身は、この程度のことを理解していないはずはない。にもかかわらず、民主党の代表になったのはなぜだろうか。思うにそれは、民主党をぶっ壊す為ではないだろうか。まさしく「壊し屋」の本領発揮である。民主党をぶっ壊し、民主党右派と小泉後の自民党右派を糾合して、新政党による政権交代の実現を模索しているのではないか。

     民主党をふたつに割り、その岩塊を自民党にぶつけて自民党も割る。両方を割った上で新たな巨岩政党を創り出す。小沢氏の真の目的はそこにあると思われる。

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