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  • from: 一久さん

    2006年05月14日 22時38分55秒

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    第三種免許を

    【タクシー・ドライバー】

     アダム・スミスは「見えざる神の手」によって、自由競争が行なわれれば自動的に最適値が見出されるとしたが、自由放任していれば自由競争が保たれるとは言わなかった。むしろ、自由競争は極めて壊れ易いものだとみていたのである。第一、そうでなければ、自由競争が大事だと言う必要がない。放っといても自由競争になるのであるならば。

     タクシー業界は今、タクシードライバーの収入が激減しているのだそうな。歩合制の為、一番弱い立場のドライバーにしわ寄せがいく構造になっている。自由競争の理念に従えば、こんなときドライバーの取るべき道は、廃業かライバル他社への転職か、自主独立か、であろう。

     廃業も転職も、今の景気の元では難しいだろうから、結局は自主独立しかない。しかし、個人タクシー免許を取ることは、絶望的に困難なのが現状である。ゆえに、タクシードライバーはドライバーを続けようとする限り、決して自由競争による恩赦を受けることはできず、会社に搾取され続ける運命にあることになる。

     会社が経営努力によってドライバーの給与を保証できないならば、独立したり新会社を作ったりして、より生産性の良い新会社を作ってみせるぞ、と言えればこそ、ドライバーは会社との間で自由な競争が可能なのである。それが事実上不可能である以上、自由でも対等でも有り得ないのだ。

     ということで、タクシードライバーの低賃金の根源は、個人タクシー免許が取得しにくいことにある、ということが明らかになった。個人タクシー免許が取得しやすくなれば、運転手の就業形体は多様になる。ピンハネも無くなるし、数人で組んで新会社を起こすことも容易になる。

     政府は、「第三種自動車免許」を新設し、指定教習所において個人タクシー免許が取れるようにすべきである。二種既得者を対象にして、二種より高度でかつ地域に密着した内容の教習を行なう。

     教習所で個人タクシー免許が取れるのであれば、タクシードライバーの地位は向上するし、会社への交渉能力も増すはずである。


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