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  • from: 一久さん

    2008年07月28日 22時15分53秒

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    小選挙区制度への誤解

     

    「代議士秘書」という本の中で述べられていることのうち、ひとつだけ
    コメントしておきたいところがあった。

     それは、小選挙区制についてのところである。 P140 〜142

    > こういう小さな選挙区では、国会で審議している国政レベルの法案なり
    > 予算などというのは九九パーセント関係ないことになってしまう。

    > 有権者にとっても、議員はごく狭い地域の利害を代表してくれればそれ
    > でよく、それ以上のことは知ったことではないのだ。

    > この傾向は、選挙区が小さくなればなるほど強まるはずだ。

    > こうなると政治家は地元への利益誘導だけしていればいいことになり、
    > こむずかしい政策論争に力を入れ、委員会の審議などに加わって意見
    > を述べたりするのは、けっして得策でないということになる。

     と述べられており、解説の新藤宗幸・立教大学教授は「まさにそのとおり」
     だと賛同しておられるのである。

     しかぁ〜し! (^0_0^)

     私に言わせれば、彼らがそのような意見に傾くのは、彼ら自身が利益誘導
     の政治にドップリと頭の先まで漬かっているからに他ならない。

     そもそも、国民有権者の多くは、代議士を介しての利益誘導などというもの
     からは、無縁な人生を送っているものである。

     小選挙区制であろうと、中選挙区制であろうと、「センセイ」方に接近して、
     なにかの利益にありつこうとする人間は、少数派なのである。

     つまり、小選挙区制において、当選を確実にするほどの票を利益誘導で得
     ることはできないのである。

     だから、「地元への利益誘導だけしていればいいことになり」などというのは
    まったくの、絵に描いた餅に他ならない。 利益誘導で得ることのできる票は、
    ごく一部の有権者のものだけなのである。

    この本の著者や解説の大学教授が、 こんな馬鹿げた夢想をしてしまうのは、
    彼ら自身、中選挙区制度のもとでの利益誘導型選挙の感覚が、骨の髄まで
    染みついているからに他ならない。

     そして、長年連れ添ってきた小泉純一郎という政治家もまた、この秘書と同じ
     感覚を持っているのであろう。

     一部中選挙区制を導入とか言い出すのも、それゆえであろうか。

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