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  • from: 一久さん

    2009年06月26日 19時41分23秒

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    大学病院の使命

    大病院は何をすべきか

     厚生労働省の指導とやらで、初診は掛かりつけの診療所
    などでやり、大病院へは紹介状を書いてもらっていくようにす
    ることが奨励されているのだそうな。病院のポスターにそうあ
    った。

     大病院は入院対応と高度医療に専念すべし、という意図だ
    そうな。

     しかし、私に言わせれば、ずいぶん無理のある政策である。

     医療の検査技術は進歩しているが、それは大病院での話で
    あって、診療所や中小医院のそれは、いつも時代に遅れる。

    掛かりつけ医が、炯眼の師であって、小さな異変でも紹介状を
    書いてくれるのであれば問題はないが、そうでない医者のほう
    が多いだろう。

    実際、近所の医者で診てもらって何ともないと言われたが、気
    になって大病院に言ったら、重症だと言われた、というような話
    は、どこの病院の待合室でも聞くことができよう。

     このように、検査技術が進歩する一方、その配置は偏在して
    いるのであるから、技術革新をしやすい大病院に初診を集中し
    て、傷病の早期発見に努めるほうが筋なのである。

     かかりつけ医は、大病院で処置をした後の、術語経過を担当
    すればよい。複雑骨折ならば、整形後の消毒や経過観察ならば
    大病院に通う必要などないのだから。

     今、大病院の外来受け付けは混雑している。それゆえに、こん
    な馬鹿げた方策を考えついたのであろうが、本質を見ていないの
    で逆効果を生んでいるうえに、誰も得をしていない。

     最新の検査でハッキリしてもらいたい、これが患者の本音である。
    これに応えるには、大病院への外来初診の集中しかない。

    結果として、大病院はさらに混雑するが、それでいいのだ。混雑を
    解消する為には、医者を集中配備せざるを得ず、結果的に医者の
    重点配備が可能になる。

     小児科医に顕著な、患者過多の現象は、決して医者の総数が少
    ないからではなく、医院の数が多過ぎるから、つまり、一病院の医
    者数が少ないからである。

    病院の数を減らして、少数の病院に集中すれば解決する問題なの
    である。

     外来初診を大病院へ導くという方策は、このための礎になる。

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