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  • from: 一久さん

    2011年01月22日 21時10分16秒

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    正義がかつとは限らない


    【正義は必ず勝つ、とは限らない】

     正義が必ず勝つのであれば、負けたということは正しく
     なかったのだ、ということになる。ゆえに、第二次世界
     大戦後の日本人は、一億総懺悔した。

     しかしこの考えかたほど、近代国家から程遠いものはない。

     そして、「負けたのは正しくなかったからだ」という思考
     を否定しない限り、討論ひとつマトモにすることはできな
     い。

     「負けたのは正しくないから」であるならば、討論で負け
     る訳にはいかないようになる。必然的に感情的・煽動的に
     なり、最後は罵倒合戦となる。



    【中性国家】 政教分離の本当の意味

     国家における議会の決定も、討論における勝ち負けも、そ
     の結果として出される決定・結論は、単なる法的形式的な
     決定にすぎない。

     決して、勝った側の政策や意見が、真理や正義を意味する
     のではない。

     真理だの正義だのといったものは、各自がそれぞれで追求
     するものであり、国家や討論の場は、それに関与しない。

     どうしてもという人は、宗教だの文学だのといった場所で
     それを求めることになる。

     こうであればこそ、各自は各々の信念に沿って自由に意見
     を述べることができ、かつ、敵対するものの弁を聞くこと
     も可能となる。

     たとえ「敵」の妄言がその場の賛同を得たとしても、それ
     は相手の正しさを意味しないのだから。

     政治的決定(討論での結論も)は、あくまでも法的・形式
     的な決定であって、正義や真理を意味しない。そういうも
     のは宗教(や文学といって精神的なもの)でやるべきこと
     である。

     そしてまた、宗教のほうも、宗教的正義をもって法的決定
     を覆すことはしない。これが政教分離の本当の意味である。

     そして、近代政治は、これなしにはありえない。

     これを中性国家という。

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