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  • from: 一久さん

    2012年01月08日 21時49分24秒

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    英語教育考察 1 インド型&欧州型



     インド型 ヨーロッパ小国型


     国際化時代に対応すべく、英語教育の強化が必要なのだと騒がしい
     が、目指すべき目標が明確でないように思える。

     インドのように英語教育を徹底すべきだという一方で、その目標は
     ヨーロッパの小国のごとき社会であるようだ。

     別に矛盾していないではないか? と思われるかもしれないが、
     両者は別物である。

     インドでは英語が出来ることが出世の為に重要なことになって
     いる。日本もそうあるべきだ、という。

     だが、重要な武器になるということは、国民全部が英語ペラペラ
     になっている訳ではないということだ。

     英語教育を熱心に行っても、大部分の人間は高度な内容の英語を
     習得出来ないということである。

     インドは日本よりも遥かに英語が流通している社会である。

     にも関わらずそうなのだ。ならば、日本でいくら英語教育に精
     を出しても、全国民が英語を話せる社会になることはない。

     なにせ、ほとんどの日本人にとって、不必要なのだから。

     インターネットの普及によって英語に接する機会が増える、と
     かいう人もいるが、インターネットが利用できる環境とは、す
     なわち、コンピューターによる翻訳機が使える状況でもある。

     ところがどういうわけか、インドに負けるなと英語学習を奨励
     する人々の理想は、ヨーロッパの小国のように全員がペラペラ
     になる社会である。

     残念ながら、インドでさえも全員ペラペラという社会にはでき
     ないでいる。ヨーロッパのように、母国語同様に外国語が流れ
     込んでくる状況なくしては、全員ペラペラにはならない。

     そのヨーロッパでさえも、大国の国民ほど外国語が不得手だと
     いう。

     日本はインドよりも英語環境が乏しい。そのような国でヨー
     ロッパ型を達成できるはずがない。

     国際化の為に英語教育を充実しても、その結果はインドよりも
     ひどい格差を生み出す英語カースト社会を作ることにしかなら
     ない。

     そのような社会が、よりマシな社会であろうか?

     インド型も、ヨーロッパ型も、日本には向いていないのである。



     

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