「蛍坂」 北森鴻 講談社

<香菜里屋>というビアバーは旨いビールと粋な肴で、今日も訪れる人たちをとりこにする。しかもマスターはお客が持ち込む不思議な謎を解き明かしてもくれる。５編の短編。

最近の短編集は最後の１編で全部がつながっていく、って創りが多いんですね。
この作品も最後に前の作品の登場人物が出てくるんですけど、あまり必要性を感じられませんでした^ ^;
でもストーリーは面白いです。さすがです。

食べ物の描写が細やかで、本当に美味しそうなんですよ〜
で、お察しのようにあたしはこの<香菜里屋>というビアバーに行ってみたくて仕方ないのでした（笑）