｢検察審査会の午後｣ 佐野洋 新潮社

検察官が<不起訴>の処分を下した事件に対して、民間からくじで選ばれた審査員が妥当性を審査する機関＝検察審査会
補充員に選ばれた佐田は教員であることを理由に辞退するつもりで、任期最初の審査会に赴くのだが…

８編の短編集です。面白かったですよ。
検察審査会なるものを初めて聞いたので、読みづらいのを覚悟で借りたのですが、意外や、すんなり読めました〜
ラストにスパイス的などんでん返しがあり、佐田の意中の人とのやりとりありで、そこら辺が読みやすさの理由でしょうか。
興味のある方、一読を〜