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  • from: yeshangさん

    2010年06月14日 21時53分21秒

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    「中原の虹」浅田次郎著

     これは浅田二郎の渾身の著だ。私のような還暦を過ぎた人間にもモーゼル拳銃ならぬ日本刀を持って中国東三省に乗りこんだくなる話。
     モンゴルや東三省のオオカミの話は子供のころよく聞いたが、この小説は男のロマンをかきたてる。
     戦闘シーンは一ページを5秒で、静かなシーンは5分もかけて読んでしまう。
     以下は私の読後感を述べます。
     東北三省(満州)馬賊の総ランパ(頭)張策林の物語。四巻と大部の作品であるが、時代劇のチャンバラのような手に汗握る戦いの場面と馬賊の生活、清朝皇帝・西大后のゆったりとした流れがあり面白い。無学文盲の張策林であるがその統率力・統治力には深く考えさせられる。清朝も日本軍も寄せ付けない強さは、日本軍部により爆殺されて終わるが、親日的であった張策林を生かせていれば、面白い満州国・中国になったのでないかと思われる。中国語がよく出てくるので私にとってそのニュアンスがよくわかる。浅田次郎渾身の作と思う。

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