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  • from: yeshangさん

    2012年12月10日 00時53分21秒

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    「中陰の花」 玄祐宗久著 (文春文庫)

    表題作と「朝顔の音」の中編2作。

     いずれも霊媒師が出てくるが、「中陰の花」は寺の夫婦と親しくしている霊媒師のばあさんとの話。
     ばあさんは自分の死期を告げてその通りに亡くなるが、夫婦が早産で失くした子どものこととも絡めて死んだ2人はどうしているか? との思いが夫婦の間で深まっていく。

     「朝顔の音」は女学生の頃、集団強姦され、それで家族との関係がおかしくなって家を飛び出し、今はコンビニでアルバイトをしている女性。 コンビニに配送しているトラック運転手と仲良くなって関係は深まるが、それだけで終わってしまう何とも虚しさを感じさせられる話でした・

     「中陰の花」は芥川賞受賞作。人の死後魂が行く先の定まらない宙ぶらりんの状況にいる時期を中陰と言いますが、本職の僧侶がどんな話を書くか興味があって読みました。

     霊媒師やオカルトめいた奇妙な出来事なとが出てくるので、ちょっと禅宗の坊さんらしからぬようにも感じました。小説としては面白いかもしれないけれど私の性格としては暇つぶしに読むような本でした。

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