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  • from: yeshangさん

    2015年09月12日 21時41分37秒

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    「ピブリア古書堂の事件手帖 6」 三上 延著 (メディアワークス文庫)

    シリーズものなのでついつい6冊目まで来ました。

     今回は、太宰治の私家版の初版「晩年」をめぐるお話です。

     ピブリア古書堂の栞子さんが襲われた相手は仮出所し、太宰の初版は、栞子さんの知人・久我山家にもあります。そして1冊は栞子さんのところにも。

     これらの稀覯本をめぐって栞子さんの本を含め2冊を奪いたいと他の二人が画策するストーリーです。

     成り行きで読むようになったシリーズですが、今回で打ち止めにしたいと思います。

     稀覯本や初版、豪華本などはいまのところ興味は薄く、本の価値よりも残り少なくなった人生で、内容に重きを置いて読みたいと思っているからです。

     値段的に価値あるだけの本は、子孫に残すにはいいかもしれませんが、そんなお金もありませんし、読みたい本・読まねばと思う本を読もうと思っています。

     ちなみに、わたくしは、図書館で本を借りることもありますが、自分で買って読む本が大半です。新本の香りをかぐことにも喜びがあります。

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