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  • from: H-2さん

    2009年08月01日 05時46分03秒

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    SATマガジン9月号に掲載された「クナイ」の記事について

    先月、この掲示板でも取り挙げたタクティカルペン「クナイ」に関する記事が、SATマガジンの9月号に掲載されています。
    記事は、クナイを開発した永田市郎氏によるものです。
    今回は記事の内容について、個人的な意見を書き込みます。


    記事によると、永田氏はクナイを

    正当防衛に使用するべき

    としており、さらに

    護身の定義、相手を殺すことが許される場合

    というものを定めています。
    永田氏の主張によると「護身で相手を殺すことが許される場合」とは、以下の条件に該当する時だそうです。

    1 相手が凶暴であり、自分または無実の人が不当な理由で殺されようとしているとき
    2 相手を殺す以外に自分たちが生き残れる方法が無いとき
    3 相手がこちらよりも強いと判断されるとき

    この中で「3、相手がこちらよりも強いと判断されるとき」とは、具体的には

    相手が包丁を所持し、身体が大きい場合、もしくは相手が複数の場合

    だそうです。
    また永田氏は、「秋葉原連続殺傷事件」のような事例に遭遇した時は

    逃げるのが一番だが、逃げられず、家族や恋人が一緒にいる場合にクナイを使用するべき

    としています。
    永田氏の主張に照らし合わせると、これは「2、相手を殺す以外に自分たちが生き残れる方法が無いとき」に該当します。

    以下、個人的な意見を述べます。

    相手が銃を所持しているならともかく、刃物を所持した相手を「殺さなければ逃げられない」という状況は、まず存在しないと思います。
    相手を怯ませたり、負傷させれば、充分、離脱は可能でしょう。

    仮に逃げられない状況…例えば「外側から鍵を掛けられた部屋」で襲われた場合(^_^;)でも、相手に負傷を負わせて取り押さえたあと、刃物を取り上げれば良い訳ですから、「殺しても良い」状況にはなりません。

    また、先月、この掲示板にも記載しましたが、一般の人が刃物の届く「間合い」に入ることは非常に危険です。
    「クナイ」はペン型で間合いが短いため、使用するには相手の刃物を潜り抜けて、肌が触れ合うほどの距離まで接近しなければなりません。

    ですから、永田氏も記事で記載していますが、「身の回りのものは何でも武器として利用する。」つまり、身の回りのものを何でも投げ付けて、自分と家族を離脱させるのが、一番安全な方法ではないかと思います。

    結論として、日本国内において、永田氏の開発したクナイが「適正に」使用できる状況というのは、極めて限られているといえます。

    逆に、クナイを購入する方は、このような「厳しい使用判断」ができる人ばかりではないでしょう。
    おそらく、街中で酔っ払いにからまれて使用するような事態が想定されます。

    その場合、クナイを使用した人は傷害、もしくは刺突した部位によっては傷害致死や殺人罪に問われることになります。
    このような事件が発生すると、以後、クナイは凶器と認定され、隠匿し所持していた場合は軽犯罪法違反に問われることになると思います。

    また永田氏は、「ナイフが携帯できないからクナイを開発した」と主張しています。
    そうであれば、一部の人間がナイフを凶悪犯罪に使用するように、クナイが犯罪に使われることを考慮したのでしょうか?

    クナイは首を突けば、充分な殺傷能力があります。
    これは、永田氏がSATマガジン誌上に掲載した写真でも明らかです。

    クナイが犯罪に使われた場合、おそらく永田氏は「ペンを作って、売っただけだ」と主張するのでしょうが、日本国内での販売中止は免れなくなると思います。

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