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  • from: Knob Turnerさん

    2009年09月13日 22時30分02秒

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    First In

    こんばんは。

    折角なので、9.11関連での小ネタを。

    同時多発テロの後、一番最初にアフガン入りを果たしたのはどこの部隊か?

    実はCIAの秘密工作チームだったりします。表向きはNALT(北部アフガニスタン連絡チーム)と呼ばれたこのチームは7名(一部情報では8名とも)編成で、“ジョーブレーカー”というコールサインを与えられて、2001年9月26日にヘリでアフガン入りしています。
    ベテランのCIA現場工作員および元米軍特殊部隊員から成るこのチームの目的は、タリバンと対立関係にある北部同盟へ接触し、彼等を懐柔し、後続の米英軍特殊部隊の受け入れ準備をすることでした。
    なお、元米軍特殊部隊員の一人にはあの有名なBilly Waugh(※)も加わっていたというから驚きです。

    なお、当時のラムズフェルド国防長官は軍の特殊部隊がCIAに先を越されたことに大激怒したそうです。CIAを信用せず、軍主導の特殊作戦・秘密工作に傾倒していた彼にとっては相当の屈辱だったみたいですね(-_-;
    軍特殊部隊として最初にアフガン入りしたのはグリンベレー(第5特殊部隊グループ)のODA-555で、彼等はCIAチームから遅れること数週間後の10月19日にアフガン入りを果たしています。


    ※Billy Waugh…退役陸軍上級曹長で、グリンベレーの伝説的人物。ヴェトナム戦争中はMACV-SOGに参加して幾多の秘密作戦に従事し、当時考案されたばかりのHALO降下技術の研究開発にも携わる。1972年に退役後はCIAの契約工作員として世界各地で活動。確か、つい最近まで現役だったはずです。アフガン潜入時には既に70歳を超えていたはずで、その歳でもまだ現役工作員として活動していたとはホントに驚きです(汗)

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コメント: 全13件

from: H-2さん

2009年10月15日 19時34分47秒

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「Re:Re:Re:Re:フランス軍の特殊部隊」
こんばんは、knobTurnerさん。
KSKさんも掲示板で発言していただいて、ありがとうございます(^_^)。

「RAID」は通称「ブラックパンサー」と呼ばれる部隊ですね。
軍事誌「Jグランド」に掲載された記事を見ると、近年、装備を強化しているようですね。

「GIPN」も最近軍事誌で取り挙げられました。
練度の高い部隊ですが、RAIDとの統合も検討されているみたいですね。

>11e RPC(第11空挺強襲連隊)
まあ、CIAの特殊部隊のようなものでしょうから、部隊名が頻繁に変わるのかもしれませんね。
諜報機関は本当に「部外秘」が多いですから…(^_^;)。

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from: Knob Turnerさん

2009年10月12日 15時37分45秒

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「Re:Re:Re:フランス軍の特殊部隊」
フランスの特殊部隊は本当に数が多いです(^-^;
COSの系統に入っていない部隊まで合わせると、結構な数になるんじゃないでしょうか…

COS以外の代表的な部隊を挙げると、例えば、ポリス・ナショナル(国家警察)のRAID(対テロ部隊)やGIPN(国家警察介入グループ)があります。

また、諜報機関であるDGSE(対外安全保障総局)の秘密作戦を担当する部隊として、一昔前までは11e RPC(第11空挺強襲連隊)というのが存在していました。
この部隊は現在では三分割され、それぞれCPES(特殊空挺訓練センター)、CPIS(特殊空挺教導センター)、CPEOM(海洋作戦空挺訓練センター)という表看板を掲げていますが、裏では今でもDGSEの“腕”として活動しているようです。

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from: H-2さん

2009年10月12日 08時46分10秒

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「Re:Re:フランス軍の特殊部隊」
こんにちは、Knob Turnerさん。

詳細な組織図まで記載していただいて、ありがとうございます(^_^)。

とても参考になりました。

「1er RPIMa」は、元SAS連隊だったんですね…知りませんでした(^_^;)。特殊部隊として活動している理由も納得できました。

> GSAは現在、BFST(陸軍特殊部隊旅団)という組織に変わっていますね。

2002年に再編されていたんですね(^_^;)。
偵察や情報収集機能が強化されているようですから、かなり体制の整った特殊部隊のようですね。
しかも「旅団」規模とは…かなり大規模な部隊ですね。

それとフランス軍でSEALS、SBSに相当するのは「Commando HUBERT(コマンドー・ユベル)」なんですね。失礼しました(^_^;)。

また、最近のフランス外人部隊は敷居が高いようですね…。

そういえば以前、CS放送のナショナルジオグラフィックチャンネルで、フランス外人部隊のドキュメンタリー番組を放送していました。
番組によれば、外人部隊に入隊しても、フランス語が流暢に話せないと昇任するのは無理だということです。
また、駐屯地からの脱走も結構あるようで、取材中にもイギリス出身の兵士がアフリカの駐屯地から脱走していました。
日本人でも脱走した人がいましたよね(^_^;)。

Knob Turnerさんに記載していただいた組織図を見ると、フランスには本当に数多くの特殊部隊があるんですね。
これだけたくさんあると、組織間の連携や連絡調整も大変だろうと思うのですが…素人の感想ですいません。

あと、私事で恐縮ですが昨日、海上自衛隊下総航空基地の基地際に行ってきました。

普段はこういった自衛隊の祭典には行かないんですが…ヘリなど、いくつか写真を撮ってきましたので、今度、掲示板に掲載したいと思います(^_^)。

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from: Knob Turnerさん

2009年10月06日 23時56分35秒

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「Re:フランス軍の特殊部隊」
こんばんは(^-^)

> >1er RPIMa(陸軍第1海兵空挺歩兵連隊)
> 名称は空挺部隊ですが、COSの指揮下で活動しているので、米軍のグリーンベレーや、イギリス軍のSASに相当する部隊なのでしょうか?

はい、おっしゃるとおりです。
1er RPIMaの起源は、第2次世界大戦中に亡命フランス軍将兵によって結成された第3SAS連隊および第4SAS連隊なんですよ。
なので、部隊徽章もモットーも英SASのものと非常に似ています。

余談ですが、大戦中の英SAS旅団はイギリス軍将兵の第1および第2SAS連隊、亡命フランス軍将兵の第3および第4SAS連隊、亡命ベルギー軍将兵の第5SAS連隊から構成されていて、それぞれの部隊の歴史・伝統・文化が現在の英SAS、仏1er RPIMa、ベルギー空挺コマンドー旅団へと引き継がれているんです。


> また、1er RPIMaから選抜されたGSA(特殊独立部隊)という部隊もあるみたいですね。

GSAは現在、BFST(陸軍特殊部隊旅団)という組織に変わっていますね。
そもそもGSAは作戦部隊というよりも、1er RPIMaと4e RHCM(第4戦闘機動ヘリコプター連隊)を統合運用する管理司令部として1997年に創設されました。アメリカで例えると、デルタフォースと第160特殊作戦航空連隊をパッケージ化したような組織ですね。
1998年になると、4e RHCMの代わりにDAOS(陸軍航空隊特殊作戦分遣隊)が創設され、1999年にはGSAがCFST(陸軍特殊部隊コマンド)へと改編されます。
それがさらに、13e RDP(第13空挺龍騎兵連隊/長距離における偵察・監視・情報収集任務を担当)を加えて2002年に再編されたものが、現在のBFST(陸軍特殊部隊旅団)なのです。


> >Commando JAUBERT(海軍コマンドー部隊)
> 「ウーベル作戦部隊」などと呼ばれる部隊ですね。
> これは、米軍のSEALSに相当する部隊なのでしょうか?

Commando JAUBERT(コマンドー・ジュベル)は主に舟艇上陸による急襲作戦と海上における近接戦闘を担当していて、いわゆる米海軍SEALや英海兵隊SBSに相当する部隊はCommando HUBERT(コマンドー・ユベル)になります。


> また、フランス軍の外人部隊には、2erREP(第2外人パラシュート連隊)という部隊がありますね。
> これも精鋭部隊ですから、やはり各国の特殊部隊経験者が多いのでしょうか?

そのようですね。
日本人のプライベートオペレータで数年前にイラクで戦死した方がいましたが、その方は確か陸自第1空挺団と第2外人空挺連隊での勤務経験があったようです。
また、聞くところによれば、近年、外人部隊そのものがわりと定員を満たしているようで、毎年殺到する志願者の入隊を断るのに苦労しているという話もあります。よほどの経験や経歴がないと門前払いされたり、運良く入隊試験を受けられたとしても些細な理由で落とされたりするんだとか…(-_-;



最後に、参考として簡単にではありますが現在のフランス軍特殊部隊の組織構成を書いておきますね(^-^)

まず、ご存知のように、フランス軍には陸・海・空軍の特殊部隊を統括する組織として、中将を司令官とするCOS(特殊作戦コマンド)があります。アメリカでいうところのU.S. SOCOMですね。
そのCOSに所属する部隊にも1〜3までの系統があり、いわゆる第1系統の部隊が純粋なCOS直轄の第一線部隊であり、第2および第3系統の部隊は必要に応じてCOS指揮下に組み込まれる外郭部隊という扱いになっています。

COS(特殊作戦コマンド)
 【第1系統】
   BFST(陸軍特殊部隊旅団)
     ├ 1er RPIMa(第1海兵空挺歩兵連隊)
     ├ 13e RDP(第13空挺龍騎兵連隊)
     └ DAOS(陸軍航空隊特殊作戦分遣隊)
   FORFUSCO(海軍陸戦コマンドー軍団)
     ├ Commando HUBERT(水中作戦および海上対テロ作戦)
     ├ Commando JAUBERT(上陸急襲および海上近接戦闘)
     ├ Commando TREPEL(上陸急襲および海上近接戦闘)
     ├ Commando de PENFENTENYO(沿岸偵察)
     ├ Commando de MONTFORT(ミサイルランチャー、迫撃砲、対物狙撃銃などによる長距離火力支援)
     └ Commando KIEFFER(指揮統制通信・情報システム支援、軍用犬運用)
   DOS(空軍特殊作戦師団/特殊部隊輸送のための長距離輸送機およびヘリコプターを運用)
   CPA-10(空軍第10空挺コマンドー部隊/降着誘導、航空管制、捜索救難)

 【第2系統】
   17e RGP(第17空挺工兵連隊/特殊戦闘工兵)
   GCP(空挺コマンドーグループ/第11空挺旅団傘下の各連隊毎に存在し、所属連隊のための偵察、破壊工作、襲撃などを遂行)
   GSIGN(国家憲兵隊保安介入グループ)
     ├ GIGN(国家憲兵隊介入グループ/言わずと知れた精鋭対テロ部隊)
     ├ EPIGN(国家憲兵隊空挺介入中隊/GIGNの支援および要人警護)
     └ GSPR(共和国大統領保安グループ/フランス大統領の身辺警護)

 【第3系統】
   11e BP(第11空挺旅団)
   BRGE(電子戦情報旅団)
   URH-27(第27山岳歩兵旅団の偵察部隊)
   PCG(戦闘工兵潜水班/各工兵連隊が持つ水中爆破部隊)
   EOP(深部観測班/各砲兵連隊が持つ前方観測部隊。砲撃誘導や砲撃後損害評価を行う)

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from: H-2さん

2009年10月06日 16時56分22秒

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「フランス軍の特殊部隊」
こんにちは、Knob Turnerさん。
詳しい解説、ありがとうございます(^_^)。
アフガニスタンでは、各国の色々な特殊部隊が活躍していますね。

アフガニスタンでの各国の行動を見ると、同じEU諸国でも、ドイツは英米と協力関係にあるようですが、フランスは対立関係にあるみたいですね。
フランスは、イギリスと百年戦争で戦った歴史がありますから、英語圏である英米に対して、フランス語圏として対抗意識があるのかもしれませんね。

ところで、フランス軍の特殊部隊ですが…種類がたくさんあって、なかなか覚えにくいですね(^_^;)。

いずれも、COS(特殊作戦軍)の指揮下にあるというのは、なんとなく分かるのですが…以下に少し気になった事を記載します。

>1er RPIMa(陸軍第1海兵空挺歩兵連隊)
名称は空挺部隊ですが、COSの指揮下で活動しているので、米軍のグリーンベレーや、イギリス軍のSASに相当する部隊なのでしょうか?

また、1er RPIMaから選抜されたGSA(特殊独立部隊)という部隊もあるみたいですね。

>Commando JAUBERT(海軍コマンドー部隊)
「ウーベル作戦部隊」などと呼ばれる部隊ですね。
これは、米軍のSEALSに相当する部隊なのでしょうか?

また、フランス軍の外人部隊には、2erREP(第2外人パラシュート連隊)という部隊がありますね。
これも精鋭部隊ですから、やはり各国の特殊部隊経験者が多いのでしょうか?

質問が多くなってしまってすいません(^_^;)。

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from: Knob Turnerさん

2009年10月01日 02時47分24秒

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「Re:Re:Re:ブラックホーク」
> 最近忙しくて、なかなか返事ができませんでした。
> 申し訳ありません(^_^;)。

いえいえ、お気になさらないで下さい(^-^)


> アフガニスタンではドイツ軍の特殊部隊「KSK」も活動しているようですね。

そうですね。KSKは早い段階からアフガン入りしています。
9/11テロの後、米軍の本格侵攻に際していくつかのCJSOTF(合同統合特殊作戦タスクフォース)が結成されており、そのうちの一つにTask Force K-BAR(タスクフォース・ケイバー)/CJSOTF-S(合同統合特殊作戦タスクフォース・サウス)というのがありました。
これは、米海軍のNSWG-1(海軍特殊戦グループ1)を司令部とし、SEALチーム3および8、第5特殊部隊グループ(グリンベレー)を中心に、カナダJTF-2、オーストラリアおよびニュージーランドのSAS、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、トルコの各国軍特殊部隊が集まって結成されたタスクフォースで、その中にドイツ陸軍のKSKも含まれていました。
このTask Force K-BARは総兵力約2700名で、主な任務はアフガン南部においてDA(直接行動)を実施し、タリバンおよびアルカイダの部隊を各個撃破すること。公式記録では、42回の偵察監視任務を実施し、戦闘においては107名の敵兵を捕らえ、少なくとも115名を殺害したそうです。

現在、Task Force K-BARは既に解散しており、KSKをはじめとする外国軍特殊部隊はTask Force 64というオーストラリアおよびニュージーランドのSASを中心とするタスクフォースに組み込まれています。

なお、余談ですが、フランスも1er RPIMa(陸軍第1海兵空挺歩兵連隊)やCommando JAUBERT(海軍コマンドー部隊)などの代表的な特殊部隊をアフガンへ派遣していますが、米英中心の特殊作戦タスクフォースの指揮下には一切入らず、ISAF-AF(在アフガニスタン国際治安援助部隊)の直下で活動しているようです。
この辺りにも米仏の軋轢の根深さを感じますね…(苦笑)

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from: H-2さん

2009年09月30日 21時00分43秒

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「Re:Re:ブラックホーク」
こんばんは。
最近忙しくて、なかなか返事ができませんでした。
申し訳ありません(^_^;)。

>異軍種間の連携の杜撰さが招いた代表的なケース

確かにそうですね。
特殊部隊の隊員は鍛え抜かれた精鋭ですから、作戦が失敗するとすれば、見通しの甘い作戦計画と、連携の不手際が原因として挙げられると思います。
また反対に、作戦が成功した時は、関係機関の連携や事前の情報収集が上手くいっていることが多いです。

ところでアメリカ軍は、アフガニスタンへ追加派遣を行うようですね。
やはり特殊部隊による強襲や、空軍の爆撃だけでは、タリバンの弱体化は難しいのだと思います。

また、アフガニスタンではドイツ軍の特殊部隊「KSK」も活動しているようですね。
ドイツ政府はコメントを拒否しているみたいですが…(^_^;)。

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from: Knob Turnerさん

2009年09月24日 17時35分56秒

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「Re:ブラックホーク」
> ところで、アフガニスタン戦争でも、似たような事態があったみたいですね。

シャヒコト渓谷の制圧を目的に実施されたOperation ANACONDAでの出来事ですね。
ヘリから落下したNeil C. Roberts一等兵曹はDEVGRU隊員で、後に救援部隊が到着した時には既に亡くなっていました(死因は落下ではなく、タリバン兵による処刑)。

そもそもこの作戦は当初、米軍特殊部隊とアフガン軍の合同部隊が渓谷の洞窟地帯に陣取る敵を狩り出し、歩兵部隊が敵の退路を断って殲滅する…という手順でした。
しかし、作戦準備を察知した敵が秘密裏に山岳地帯へ移動していたため、いざ作戦を開始してみると、部隊は投入地点のはるか上方から激しい攻撃を受けて撤退を余儀なくされます。

これによって米軍は戦術を軌道修正し、まずは渓谷全体を見渡せるポイントであるタクルガル山頂を確保するため、DEVGRU隊員6名とCCT(空軍戦闘航空管制官)隊員1名から成るチーム2個の投入を決定。チームはチヌーク2機に分乗して出動しますが、1機目が兵員を降ろし終えるや否や計ったように敵の銃撃が浴びせられ、慌てて撤収。この時に不運にもNeil Roberts一等兵曹がヘリから滑落してしまいます。
また、ヘリ自体もダメージが大きく、撤収途中でついに不時着してしまい、乗っていた隊員達は僚機に救助されて一度は基地へ帰還しました。
基地へ戻った彼等はRoberts一等兵曹救出のために装備を整えてヘリに乗り込み再びタクルガル山頂を目指しますが、またもや敵の猛攻に阻まれて撤収を余儀なくされています(なお、この時にCCTのJohn A. Chapman二等軍曹が戦死)。

その後、最初の事故の一報を受けて現場へ直行していたQRF(即応部隊。レンジャー隊員19名と空軍の特殊戦術隊員3名および戦術航空管制官1名)が同じくヘリ2機に分乗して現場に到着するも、やはり激しい攻撃を受けてレンジャー隊員3名と第160特殊作戦航空連隊の銃手1名が戦死。残った兵員は釘付けにされてしまいます。
しかし、レンジャー隊員の粘りと空軍要員の的確なCAS(近接航空支援)誘導で、彼等は半日以上敵の猛攻を凌ぎ切り、敵の攻撃が弱まった隙を見て撤収したということです。
また、この時に付近で隠密偵察活動中だったオーストラリアSASのチームが自分達の任務を放棄して支援に回っており、彼等には後に米軍のブロンズ・スター勲章が授与されています。


この出来事は、異軍種間(この場合は主に陸軍と空軍)の連携の杜撰さが招いた代表的なケースとして、近年語られることが多いですね。
作戦を指揮した米陸軍少将が後に米軍の機関紙上で、空軍を批判したりと物議を醸したこともありましたし…(-_-;

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from: H-2さん

2009年09月21日 01時17分59秒

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「ブラックホーク」
こんばんは、Knob Turnerさん。

>モガディシュ・マイル・ラン
そんなイベントがあるんですね…知りませんでした(^_^;)。
まあ、過去の失敗を忘れないという意味合いがあるのかも知れないですね。

「ブラックホークダウン」は以前、DVDで見ました。
戦争映画にありがちなメッセージが少なく、説教臭くなかった点が良いです。
また、レンジャーやデルタフォースがリアルに描かれた数少ない作品だと思います。

特にデルタフォースをちゃんと取り挙げた作品は少ないですから、貴重ですね。
まあ、過去には「デルタフォース」という題名の映画がありましたが…バイクから小型ミサイルを発射していたような記憶があります…(^_^;)。
確か、チャック・ノリスが主演でしたね。

綿密な情報収集を怠り、詰めの甘い作戦を実行すると、あの映画に出てくる「ブラック・シーの戦い」のような事態に陥るのだと思います。

ところで、アフガニスタン戦争でも、似たような事態があったみたいですね。

たしか、SEALS隊員がアフガニスタンの山岳地帯に偵察拠点を築こうとしてヘリで向かったところ、潜伏していたタリバン兵からロケットランチャー(RPG)の攻撃を受け、ホバリング中のヘリから隊員1名が転落、レンジャー部隊がヘリで救助に向いましたが、またもRPGによる攻撃でヘリが撃墜され、その後の戦闘で多数の戦死者を出したそうです。

この作戦では、SEALSが最初に山岳地帯に向かった際、支援航空機が事前に熱源探知を実施しており「山岳地帯に生命反応は無い」と判断していました。

しかし、実際にはタリバンが山の内部を掘って要塞化しており、武装した400名の兵士が潜んでいました。
地下に潜ってしまうと熱源が探知できず、それゆえSEALSに対しては「問題ない、その山に人はいない」という報告がいってしまったようです。

これは、「ハイテク機器を過信するな」という教訓でしょうかね(-_-)。

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from: Knob Turnerさん

2009年09月19日 23時25分58秒

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「Re:Re:Re:Re:First In」
こんばんは。

EUは確かに安全保障面ではアメリカと共同歩調を採ることが多いですが、経済面となればどうでしょう…。アメリカが危惧するのはむしろその辺だと思います。
また、フランスは同じ旧西側諸国でありながら、ことあるごとにアメリカと対立しています。1990年代後半、米英主導で行った東欧での戦犯狩りも、フランスが足を引っ張ったと言われてます。そのフランスがEU中心国の一つであり続ける以上、アメリカの頭痛の種は消えないでしょうね(苦笑)

>中国軍将校の話
かの国の人間が言うとリアリティがあり過ぎてぞっとしませんね…
しかも、我が国は事が起きれば否応無しにその真っ只中に巻き込まれてしまうので、安閑とはしてられませんね。


さて、最近は本来の話題とはズレつつあったので、ここらで軌道修正を。

来月10月2日に第75レンジャー連隊が、モガディシュ・マイル・ランというイベントを開催するそうです。これは、映画「ブラックホークダウン」で有名となったソマリアでの作戦の撤収時、Task Force Rangerのメンバーが国連軍部隊の本拠地であるモガディシュ郊外のパキスタン・スタジアムまで走破した出来事を記念するイベントだそうで、去年から始まって今年で2回目だとか。
参加者達は第75レンジャー連隊の本拠地であるジョージア州フォートベニング基地周辺およそ3マイルを走り、上位3名には賞が与えられるんだそうです。
また、Task Force Rangerの車輌部隊指揮官だったDanny McKnight退役大佐(当時は第75レンジャー連隊第3大隊長=中佐)と、チョーク4班長だったMatt Eversmann退役一等軍曹がゲストとして参加するそうです。

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from: H-2さん

2009年09月15日 19時49分42秒

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「Re:Re:Re:First In」
「カーブボール」は、非常に良くできたノンフィクション作品です。
近年のCIAの実態が良く分かりますよ。
ぜひ御一読を(^_^)。
少しでも興味がある方でしたら、一気に読めると思います。

イラク戦争の思惑については…色々な説がありますね。
軍需産業への配慮とか、父であるジョージ・H・W・ブッシュ大統領が果たせなかったサダム・フセイン打倒のためとか…。
あと、ラムズフェルド国防長官の場合は、自分が経営している会社にビジネスチャンスを作るためだったとか…(^_^;)。
まあ、色々な人の思惑があったのでしょう。

イラク戦争には、EUへの牽制という意味合いも当然、ありました。
中東地域の石油利権を、EUに独占されないためです。

ただし「今後、アメリカの敵はEUか?」と言われると…少し違うと思います。
EUはイラク戦争にこそ反対しましたが、アフガニスタンには軍を派遣し、アメリカ軍に協力しています。
つまり、利害が一致すれば、緊密に協力できる間柄なのです。

EUは非常に成熟した民主国家であり、利害関係で一時的にアメリカと対立することはあっても、「アメリカの敵」となるほどではありません。

以前、この掲示板に記載したこともあるのですが、今後「アメリカの覇権」に挑む可能性がある国は…中国だと思います。

御存知かと思いますが、現在中国は急速に海軍力の増強を進めています。
いずれは、太平洋の覇権をかけて、アメリカと衝突するでしょう。

近年、中国軍の将校が、アメリカ軍の将校に対して「太平洋を、中国とアメリカで二分割しないか」と提案したことがありました。
アメリカ側は、冗談として受け流したそうですが、中国はおそらく本気でしょう。

ただし、中国を過剰に脅威と見なす必要はないと思います。
というのも、現在、中国は様々な国内問題を抱えており、アメリカと衝突する前に、共産党の独裁体制が崩壊する可能性があるからです。

「三国志」の時代ではありませんが、中国の歴史では巨大王朝が崩壊すると、大抵いくつかの国に分裂しています。
ですから、共産党の独裁体制が崩壊した場合、中国はいくつかの国に分裂する可能性があります。

特に、チベットや新疆ウイグル自治区は、独立を宣言する可能性が高いと思います。

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from: Knob Turnerさん

2009年09月14日 20時26分34秒

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「Re:Re:First In」
現場は総じて優秀だけど、上へ行くほどダメになるってのはCIAに限らず大組織の常というか、もはや宿命なんですかねぇ…
ホントはそれじゃダメなんですが(苦笑)


「カーブボール」、知りませんでした!
興味深いので今度時間ある時にでも探してみますね(^-^)

イラク戦争開戦当時のCIA長官は確かジョージ・テネットでしたっけ?
彼は大量破壊兵器の存在についてブッシュ大統領へ「スラムダンクだ(=確実にある)」と言ったそうですが、そもそもその情報自体がウソで、更にそれがウソであるという報告すら彼は受けていなかったわけですね。問題の根は深いなぁ…


以下、余談。
アメリカのイラク戦争の思惑については中東情勢介入における発言力強化や石油利権確保がよく言われますが、個人的にはそれらも然ることながら、もっと大局的に見た場合、今後確実にアメリカの障害となるであろうEUへの牽制と防衛線構築という意味合いもあったのかなと考えています。
ロシアは旧大国としての意地なのか、いまだにアメリカと唯一張り合える存在を気取ろうとしてますが、個人的には既に没落済みだと思ってて、それに代わって台頭する存在としてはEUが最も有力なんじゃないかと。
アメリカとしては中東地域に安定した政策基盤を確保することで、EUのノド元へナイフを突き付けておきたいんでしょうね(まさに冷戦期のキューバ危機でソ連がやろうとしたように)。

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from: H-2さん

2009年09月14日 18時37分11秒

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「Re:First In」
70歳を超えて現役とは…本当に凄いですね。
「ランボー」を超えています(^_^;)。

経歴を見ると、まさに、第二次大戦後の特殊部隊の草創期に関わっていた方だと思います。

こういう方は、きっと、特殊部隊員として国のために働くことが天職なのでしょうね。

CIAもアフガニスタン戦争の時は、迅速に動いたようですね。
ただ、CIAの組織の体質には、問題も多いようです。

Knob Turnerさんは、「カーブボール(ボブ・ドローギン著)」という本を、御存知ですか?

産経新聞で一時期、紹介された本なので、読まれているかもしれませんね(^_^;)。

この本は、イラク戦争開戦の口実となった、「移動式生物兵器工場」の情報と、その情報提供者に関わった各国情報機関について取り挙げたものです。

CIAについても、詳しく書かれています。
特に、作戦部門と分析部門の確執や、悪い意味での官僚体質が、詳細に書かれています。

この本を読むと、当時のアメリカ政府は「始めに開戦ありき」で、あとは、きっかけとなる口実が欲しかったのだということが、よく分かります。

出だしから、この調子だったので、詐欺の前科を持つ情報提供者(^_^;)に、CIAは簡単に騙されてしまいました。
さらに悪いことに、CIAは、途中から情報提供者が嘘つきだと気がつくのですが、「今さら、長官(CIA長官)に、恥をかかせる訳にはいかない。」と判断して、上に報告する事をやめてしまいます。

その後、どうなったかは…分かりますよね(^_^;)。

CIAは優秀なスタッフを数多く抱えているのですから、指揮を取る側の器量が問われる組織なのだと思います。

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